慢性痛とは

慢性痛chronic-pain

慢性痛とは?

慢性痛とは、慢性疼痛(まんせいとうつう)のことであり、主に3~6ヶ月以上続く痛みのことを言います。

急性の痛みの場合は、痛みの原因となったケガや病気が治っていくことで、痛みは消えていきますが、慢性痛の場合は違います。

慢性痛なってしまう原因の一つとして、痛みが生じた時に適切な治療を行わなかったという場合があります。痛みの原因に対して、適切な治療を施しておけば痛みは引いていきますが、そのまま放置しておくと別の痛みの原因となり、慢性痛を引き起こしてしまいます。

痛みを引き起こす原因物質(セロトニンやブラジキニンなど)が発生しやすい状態となり、悪循環を生みます。

そして、慢性痛になってしまった場合、痛みを引き起こした原因がなくなったとしても、痛み自体がなくなるということが困難となります。

痛みが長引くと、痛みで寝つけなくなり不安に陥りやすくなりがちで、鬱にもつながる場合があります。こういった悪循環が、慢性痛をさらに悪化させてしまいます。

慢性痛を防ぐためにも、痛みが生じた場合には安易に放置することなく、早めに医療機関で適切な治療を受けることが大切です。

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