女性ホルモンとは、女性らしい体型作り心とカラダのリズムなど、月経周期や妊娠をコントロールするホルモンのことです。
女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があり、どちらも脳からの刺激を受け卵巣から分泌されます。
この2つのホルモンは、一定の周期でそれぞれ分泌量のバランスを変えながら、女性の心とカラダに作用しています。
エストロゲンは、女性らしい体型を作り乳房や子宮に作用して、妊娠に備える働きをし基礎体温を下げます。また美肌つくりや、骨密度を保つなどがあります。
プロゲステロンは「妊娠のホルモン」と呼ばれ、妊娠を助ける働きや基礎体温を上げます。むくみや食欲増進、メンタル面ではイライラするなどがあります。
女性ホルモンは、加齢とともに減少し30代後半に急激に生成能力が低下します。
偏食・無理なダイエット・ストレス・運動不足などは女性ホルモンの低下や乱れの要因で生理不順・PMS・生理痛・肌荒れ・不妊・更年期障害の原因になります
また、腸内環境の良し悪しも、女性ホルモンの分泌に関わります。
女性ホルモンのバランスを整えるには、規則正しい生活習慣や趣味に没頭するなどが大切で、これらはストレスの緩和にも有効です。
栄養面では、ビタミンB群、なかでもビタミンB6やビタミンEなどを含むマグロ、アーモンド、アボカドです。
とくに、納豆や豆腐などの大豆に含まれるイソフラボンや、ザクロに含まれるエストロンは、エストロゲンに似た働きをするためオススメです。