五大栄養素とは

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五大栄養素five-components-nutrient

五大栄養素とは?

五大栄養素とは、タンパク質、炭水化物(糖質)、脂質の3種類(三大栄養素)に加え、ビタミン、ミネラルの2種類を合わせたものです。

五大栄養素のうちの3大栄養素は、おもに生命活動に必要なエネルギー源となります。タンパク質は1g:4kcal、炭水化物は1g:4kcal、脂質は1g:9kcalとなります。

また、3大栄養素はエネルギー源になる以外にも、タンパク質は、体を作る主要な材料になり、炭水化物は脳の栄養源、脂質は潤いのある肌を保つのにも必要となります。

ビタミン・ミネラルも、体内で合成できない栄養素のため、食品で摂取する必要があります。そして、体の機能を正常に保持する機能に関係しています。

さらに、ミネラルは多量ミネラル、微量ミネラルに分類することができます。カルシウムは骨を作る、鉄は赤血球を構成するといった、ミネラルはそれぞれ重要な材料となります。塩分に含まれるナトリウムも、血液などの成分として特別な位置付けになります。

ビタミンは、三大栄養素の補酵素となり、代謝を促進する働きがあります。また、ミネラルとともに貧血の予防に関わるビタミンもあります。単体でも十分な働きをしますが、ビタミンACE(エース)のように、ビタミン同士が協力し合い、力を発揮するものもあります。

五大栄養素は、生命活動には必須な栄養素ですが、摂りすぎてもいけません。偏らないよう、バランスのよい食事で摂取することが大切です。栄養素の摂取に偏りがあると、せっかく摂取した栄養素も吸収率や機能が低下してしまいます。量や比率のバランスも重要となります。

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