JASマークとは

健康・美容 用語集 > JASマーク
JASマークjas-mark

JASマークとは?

JASマークとは、主に加工食品に付けられるマークです。農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律により定められた規格に適合した商品にのみ印刷することが認められています。

規格は缶詰やハム類、麺類など細かく分類されており、所轄官庁である農林水産省のホームページでその内容が公示されています。

一定の品質や特別な生産方法を保証するもので、JASマークが付けられた製品について、一般消費者は一目で安全性を知ることができます。

JASマークには、最もよく見られる「一般JAS」、使用禁止資材を使わずに作られた製品である「有機JAS」、熟成ハムなど特色ある生産方法について認定される「特定JAS」、原材料や製造過程などが公開されている「生産情報公表JAS」、流通行程を管理できていることを証明する「流通JAS」の5種類があります。

制度成立の目的に農林物資の品質の改善、生産の合理化、取引の単純公正化、使用または消費の合理化があります。

産地や原料の偽装や不正が頻繁に発生する状況の中で、消費者の健康にも関わる加工食品を安心して購入できる体制が築かれています。

JASマークの取得は規格に適合していることが条件ですが、定期的に登録認定機関による調査が行われます。不正表示に対しては罰則が設けられ、認定を受けていないものにJASマークが付けられることを防止しています。

関連コンテンツ

関連記事