ミトコンドリアとは

健康・美容 用語集 > ミトコンドリア
ミトコンドリアmitochondria

ミトコンドリアとは?

ミトコンドリアとは、人間をはじめとして地球上に生きるほとんどの動植物(菌類も含む)の細胞に含まれている細胞小器官です。

このミトコンドリアは、一つの細胞の中に数個から数千個が含まれており、酸素を取り込み、糖や脂肪をエネルギーに変換するという、生物の生存に重要な役割を果たしています。

生物学的にも興味深いものとして認識されており、ミトコンドリアが単体で持っている遺伝子情報(ミトコンドリアDNA)は、人間を含む大部分の動物で母系遺伝していることが発見され、人間の共通の祖先を辿ることが可能です。

また、ミトコンドリアは、人間の老化にも大きな影響を与えています。ミトコンドリアが加齢により減少すると、作られるエネルギーもまた減少します。本来人間のカラダを若々しく保つはずの機能や、傷ついた遺伝子を修復する機能が衰え、老化が進むとされているのです。

ミトコンドリアは、カラダにエネルギーが不足していることを伝えることで、増やすことができるといわれています。負荷が強めとなる速足のジョギングやランニングなどの有酸素運動やヨガなど、筋肉細胞を刺激する運動です。

食生活でも、過食避け質素な食事を増やし、適度な空腹感を感じることも、ミトコンドリアを増やすことができます。

関連コンテンツ