硫黄泉とは

硫黄泉sulfur-spring

硫黄泉とは?

硫黄泉とは、掲示用泉質名に基づいて分類されたもので、温泉の特異作用が硫黄によるものと判断された温泉泉質を指します。

硫化水素は含まれていない、水素イオン指数がアルカリ性である硫黄泉と、硫化水素が含まれている、水素イオン指数が酸性である硫化水素泉に大別されます。

「生活習慣病の湯」と呼ばれ、卵が腐ったような臭いを発し、湯の花により白濁する性質を持つのが特徴です。鉄や銅などの金属を酸化させる機能も持ち合わせています。

硫黄泉の効能としては、一般的適応症、慢性的な皮膚病、切り傷、金属中毒などが浴用として、痛風便秘、糖尿病が飲用としての適応症による効果があります。

硫化水素泉では硫黄泉の効能に加え、高血圧症や動脈硬化症に効果をもたらします。硫化水素ガスによる効果としては、痰を出やすくすることによる慢性気管支炎拡張症、心臓の冠状動脈、脳動脈拡張が挙げられます。

その一方で、浴用では一般的禁忌症、硫化水素泉の場合は皮膚や粘膜が敏感、乾燥肌の人に禁忌症を引き起こし、飲用では下痢を招く原因となります。

硫黄泉は、カラダに強い変調作用を与えることから、病気の人や高齢者の入浴を避ける必要があります。

硫化水素泉に長時間入っていると、ガスの吸引による中毒症を引き起こしてしまうため、十分な換気をする必要がある他、貴金属を酸化させるため、それらを外して入ることが原則です。

関連コンテンツ

関連記事