利尿作用とは

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利尿作用diuresis

利尿作用とは?

利尿作用とは、尿の量を増やし排尿を促すことです。

尿の生成を促し体内の余分な水分を排出するため、尿と一緒に老廃物を排出しデトックス効果やむくみの改善に効果があります。

利尿作用を促す栄養素にはカリウムがあります。カリウムは摂り過ぎたナトリウムを排泄するほか、高血圧の予防に有効です。

カリウムを特に多く含む食品には、アボカドほうれん草芽キャベツ納豆や、里芋などが挙げられます。

その他に、利尿作用を促すものには、カフェインやアルコールもありますが、これらは強い利尿作用があるため摂り過ぎには注意が必要です。

カフェインは、体内のカルシウムや鉄分の吸収を妨げ、尿と一緒に排泄してしまいます。

また、アルコールは「抗利尿ホルモン」の働きを抑制して、必要以上に尿を排出するので、脱水症状を引き起こす要因になり二日酔いにつながります。

ただ、適量ならカフェインやアルコールにもメリットがあります。カフェインには覚醒作用や片頭痛の緩和、アルコールは血流改善や食欲増進の効果があります

利尿作用には、体重が落ちたり、体脂肪が減るなどのダイエット効果はありませんが、むくみを改善して見た目をすっきりとさせてくれます。

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