マグロのカロリーと糖質をグラフを交えて解説しています。

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マグロtuna

マグロのカロリーと糖質

マグロ

カロリー

108kcal(100g)

全食品の中で

やや低い

魚介類の中で

標準的

糖質

0.2g(100g)

全食品の中で

少ない

魚介類の中で

少ない

マグロのカロリーについて

マグロ(メバチマグロ、生) 108kcal
本マグロ赤身、生 125kcal
本マグロ脂身、生 344kcal
インドマグロ赤身、生 93kcal
インドマグロ脂身、生 352kcal
キハダマグロ生 106kcal
魚介類平均 116kcal
全食品平均 212kcal

マグロのカロリー(100gあたり)は108kcal。グラフはマグロ類の赤身の生と脂身(トロ)、魚介類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

魚介類の平均カロリーは116kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、マグロのカロリーは魚介類の中では標準的、全食品の中ではやや低い水準にあることが分かります。

マグロ(メバチ)の刺身1切れの重さは10gですので、1個分のカロリーは10.8kcalとなります。

マグロには様々な種類がありますが、日本で流通量が最も多いのがメバチマグロです。そのため、当コンテンツではメバチマグロを基準としています。

本マグロ(クロマグロ)はマグロの中でも大型で最高級種です。インドマグロ(ミナミマグロ)は本マグロと並ぶ高級種で、南半球に生息しています。

いずれの種類のマグロも赤身では100kcal強くらいですが、脂身(トロ)になるとカロリーは300kcal超となります。また、最もカロリーが低いのがキハダマグロです。

マグロの糖質はどのくらい?

マグロ(メバチマグロ、生) 0.2g
本マグロ赤身、生 0.1g
本マグロ脂身、生 0.1g
インドマグロ赤身、生 0.1g
インドマグロ脂身、生 0.1g
キハダマグロ生 0.0g
魚介類平均 1.5g
全食品平均 18.5g

マグロの100gあたりの糖質は0.2gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。マグロの炭水化物量は0.2g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は0.2gとなります。

魚介類の100gあたりの平均糖質量は1.5g、全食品の平均は18.5gですので、マグロの糖質は他の魚介類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。

マグロ(メバチ)の刺身1切れ約10gに対して、糖質量は約0.02g程度です。

その他のマグロに含まれる糖質の量も100g中0.1g以下ととても少なく、ほぼゼロに等しい値となっています。

マグロで糖質を気にする必要はないですね。ただし、お寿司やマグロ丼といったご飯と一緒に食べる機会が多い魚です。

マグロ自体の糖質は低いですが、ご飯で糖質やカロリーを摂りすぎる心配があります。

他の魚介類とのカロリーと糖質の比較

上のグラフはマグロと主な魚介類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

他の魚介類と比較すると、マグロのカロリーは標準的です。うなぎは脂質の多いため、カロリーが高くなっています。

また、グラフ上で最も多いホタテの糖質は、魚介類の中でも標準範囲です。マグロを含め魚介類の糖質は全体的に低い傾向です。

いずれも、塩や醤油などシンプルな味付けで調理した場合は、カロリーと糖質の摂りすぎにはなりません。砂糖やみりんなどを用いた味付けや、お寿司や丼ものになると糖質の摂りすぎやカロリーオーバーになるので気をつけましょう。

マグロのカロリーと糖質は低いが、お寿司や丼ものに気をつけよう

マグロのカロリーは全食品と比較すると低く、魚介類の中では標準的です。また、糖質は全食品、魚介類ともに少ないということが分かりました。

マグロを食べる時の注意点は、ご飯をたくさん摂取しやすいメニューが多いことです。あらかじめご飯を少なめにしたり、汁物や野菜も一緒に食べるようにしましょう。

マグロのトロは脂質が多くカロリーは高くなりますが、この中には血液をサラサラにするのに効果的なDHAやEPAを含みます。

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