ごぼう茶の効果と効能をご紹介します。
ごぼう茶を知っていますか。健康や美容に良いとされ、テレビなどでもよく紹介されているごぼうのお茶です。みなさん名前ぐらいは聞いたことがあるという方が多いのではないでしょうか。
しかし、名前はよく聞くけれどもその効果については良く知らないという方も多く見られます。身体に良いという漠然としたイメージがあるだけで飲んだことがない方もいるでしょう。
今回は、そんなごぼう茶の効果や効能について詳しく解説していきます。
目次
ごぼう茶の効果や効能 一覧
ごぼうというと食物繊維を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
そのイメージ通り、お茶の原料であるごぼうの食物繊維の含有量はとても多く、腸内環境を整えてくれて、便秘や肌荒れなどの予防・改善に役立ちます。
また、ごぼう茶の効果はこれだけではありません。オリゴ糖も豊富に含まれているため、善玉菌が優勢の美腸にしてくれるといったことも期待できます。
このように、ごぼう茶には体の中から美しく健康にしてくれる成分がたくさん含まれている、健康効果の高い食品だということがわかります。
ごぼう茶にはサポニンという成分も含まれています。
サポニンにはコレステロールを分解するという効能が認めれれていて、腸内の脂分や悪玉コレステロールを分解してくれる作用があります。そしてこれらの作用が、ダイエットにも効果があるのです。
このサポニンは主にごぼうの皮に多く含まれているので、皮をこそぎ取ったりせずにそのまま食べるのが効果的です。
ですから、ごぼう茶を作るときも必ず皮も利用するのがベストな方法です。
ほかには、イヌリンという水溶性ムコ多糖類が含まれています。
このイヌリンには、腎臓の機能を高めてくれるという効果があります。
利尿作用が促されたり、発汗作用があるため、むくみや冷え性などの改善が期待できるでしょう。
また、糖分を吸収して体外に排出する働きや、善玉菌を増やして腸内環境を整え、便秘の改善を促す効能などがあります。
ですから、イヌリンはダイエットにも最適な成分だといえます。
たくさんの有効成分を効率よく摂取するには、皮ごと使っているごぼう茶を飲むというのが有効的です。
まず、簡単なごぼう茶の作り方を紹介します。ごぼうは皮をむかずに泥をキレイに落としささがきにし、水分が抜けるまで天日干します。天気や季節にもよりますが、半日~1日程度で大丈夫でしょう。
そのあと、フライパンでパリパリのなるまで乾煎りして完成です。急須にごぼう茶のもとを入れて、お湯を注ぐだけで飲めます。
そんなごぼう茶ですが、お茶として飲むだけではなく、出がらしを食材としても活用することができます。
まだまだ旨みや栄養が残っていますから、炊き込みご飯に入れたり、軽く炒めて好みの味付けをしてサラダに乗せたり、刻んでハンバーグなどに入れたりと色々な場面で活用できます。
健康効果の高い納豆に刻んで入れるのも、相乗効果が期待できますからやってみてください。