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昆布茶konbu-cha

昆布茶の効能 - 昆布のうまみが凝縮された昆布茶の効果とは?

昆布茶

うま味と塩気がたまらない昆布茶。

昆布茶は、昆布を乾燥させて粉末状にしたもの、四角く刻んだものがあり、昆布の豊かな風味と香りを楽め、幅広い年代の人に親しまれているお茶です。

昆布茶は、昆布を乾燥させたお茶ですから、昆布のうま味がたっぷりと含まれています。今回はそんな昆布茶が持つ豊富な効能や効果について、詳しく検証してみましょう。

関連記事:昆布の栄養&効能を8つご紹介

アンモニアを分解・解毒する効能 - 疲労回復にも

昆布茶には、アンモニアを無毒化して尿として排出する効能があり、疲労の回復につながります。

昆布茶に含まれるグルタミン酸が、アンモニアをグルタミンに変換して無毒化。そして尿の排出を促進させる効果があります。

また、グルタミン酸は昆布茶のうま味成分で、胃液の分泌を促して食欲を増進する効能もあります。胃腸の調子を整える働きもありますので、胃腸の弱い方にもおすすめの飲み物です。

また、グルタミン酸は神経伝達物質であることから、記憶力や集中力を向上させる働きも期待できます。勉強や仕事の合間に昆布茶を飲むのも良いですね。

食物繊維の一種アルギン酸を含有 - 便秘を解消する効能、脂肪の燃焼

昆布茶には、便秘の解消や脂肪を燃焼する効能があります。

アルギン酸とは、食物繊維の一種で、腸内で不要になった老廃物を体外に排出する働きがあることから、便秘の解消、整腸作用や大腸がんの予防する効果も期待できます。

また、新陳代謝を促したり、脂肪を燃焼す効能がある、ヨウ素も含んでいます。ちなみに、昆布に含まれているヨウ素の含有量は食品の中でもトップクラス。

ヨウ素には殺菌作用もあり、消毒液として使われることもあります。

生活習慣病の予防に効果 - 免疫力のアップにも

昆布茶には、生活習慣病の予防、免疫力の向上などの効能があります。

昆布茶の血管を丈夫に保つ効能が、動脈硬化を予防するため、脳梗塞や心筋梗塞などの生活習慣病を防ぐ効果があります。

また、免疫力を向上させ、ガン細胞の増殖を抑制する効果もあります。これらは、昆布茶に含まれる、ぬめり成分ラミニンやフコイダンの効能です。

免疫力を向上させることで、インフルエンザの感染予防やアレルギーを予防する効果も期待できます。ちなみに、ラミニンは大腸の免疫系に働きかける作用もあります。

昆布茶は色々な活用が!- ただし摂り過ぎには注意!

昆布茶はお茶として飲むだけでなく、うま味成分が凝縮しているのでお手軽な調味料としても大活躍します。

昆布茶を調味料として使うことで、きゅうり白菜の即席漬け、とくに和風パスタの味付けは洋風パスタにはないひと味違った仕上がりを楽しめるでしょう。

また、昆布茶は昆布の持つ栄養を手軽に摂取することができます。お湯と湯呑さえあれば簡単に飲むことができますね。職場や家庭などで気軽に摂取できます。

ただし、昆布茶には塩分も多く含んでいます。塩分のとりすぎは、高血圧などの生活習慣病を引き起こす恐れがあります。

最近では、塩分を抑えた「減塩昆布茶」なども発売されています。こういった商品をうまく活用しながら、昆布の持つ恩恵を享受しましょう。

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