名称 | ほっけ | 分類 | アイナメ科ホッケ属 |
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旬の時期 | 7~12月ごろ | 主な産地 | 北海道、石川、秋田など |
ほっけの旬は、7~12月の夏から冬の時期になります。
この時期にほっけが旬と言われるのは、夏場にたくさんの餌を食べ栄養豊富で立派なため。さらに、晩秋では産卵に備え、丸々として脂ののりがピークになるため、旬のなかでも産卵前の秋が最もおいしい時期と言われています。
ほっけは秋冬の時期が旬ですが、春も旬と言われています。これはほっけが季節により味わいが大きく異なるためで、味の好みや食べ方によるでしょう。「春~夏の時期は塩焼、干物」、「冬の時期ははすり身」がおすすめと言われています。
ほっけは日本海や、茨城県以北の太平洋側、オホーツク海に生息し、主な水揚地は、北海道、秋田、石川、新潟、岩手などが挙げられます。
順位 | 都道府県 | 漁獲量(t) |
1 | 北海道 | 17,014t |
2 | 秋田 | 52t |
3 | 石川 | 33t |
4 | 新潟 | 12t |
5 | 岩手 | 1t |
国内で水揚げされるほっけの99%が北海道になります。そのほか、ロシアやアメリカからも輸入されています。
北海道産の根ほっけ
国内でのほっけの漁獲量一位は北海道です。北海道のほっけの旬の時期は漁場によって異なります。
なかでも、礼文、羅臼、日高の3か所が有名で、ここで獲れるほっけは「三大ほっけ」と呼ばれています。以下では漁場別の旬について説明しています。
北海道の三大漁場 | 旬の時期 | 主な特徴 |
礼文 | 7~8月 | 身が厚く脂がのり、サイズが大きい。 |
羅臼 | 10~11月 | 良質なプランクトンを餌に、大型サイズで脂ののりが良く、ふっくら。 |
日高 | 11~12月 | 脂ののりが良く甘みとうま味が凝縮。 |
北海道産ほっけの三大漁場の旬の時期と主な特徴
礼文(れぶん)産のほっけの旬は、7~8月の夏の時期です。羅臼のほっけの旬は10~11月の秋ごろが時期。日高産のほっけは11~12月の冬に旬を迎えます。三大ほっけのなかでも特に注目されるのが羅臼ほっけで、脂ののりがよく大型で最高級とされています。
このように同じ道内でも旬の時期が分かれるんですね。そのぶん、旬を迎えたおいしいほっけが長く楽しめます。