古代米の栄養と効能

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古代米の栄養とその効能について

古代米の栄養と効能

古代米に含まれている栄養と効能をご紹介します。古代米とは、その名のとおり、古代から栽培されているイネの品種です。

古代米の明確な定義はありませんが、具体的には、赤米、黒米、緑米、香米などを指します。品種改良された現代の白米よりも生命力が強いという特徴があります。

そこで今回は、そんな古代米に含まれている栄養と効能をお伝えしていきます。古代の人々の食生活を支えていた古代米には、現代人には欠かせない栄養が含まれていました。

滋養強壮作用!アントシアニンの驚くべき効能

アントシアニンと聞くとブルーベリーが有名ですが、古代米にも多く含まれています。

アントシアニンはポリフェノールに分類される栄養の一種で、摂取することにより抗酸化力の効果が期待できる栄養素です。

ストレスなどによって作りだされる活性酸素は、老化の原因・シミ・そばかすなどの肌トラブルを引き起こします。その活性酸素を取り除いてくれるのがアントシアニンなのです。

また肝機能や心臓病、認知症予防という点でも効能が期待できるため今とても注目されています。

白米よりもミネラルが豊富!酵素をサポートするミネラルの効能

ミネラルは様々な働きを持つ栄養ですが、体内で作りだすことができません。

ミネラルを補えるのは食事と水分であり、古代米にはミネラルが豊富に含まれています。また、ミネラルは酵素を支えてくれる効能があります。

酵素は筋肉を動かしたりなどの生命維持にとても必要な成分です。酵素はビタミンによって働きますが、そのビタミンが働くためにはミネラルが必要となってくるのです。

まさにミネラルあっての酵素というだけあり、とても大切な栄養成分なのです。

美容業界でも注目! 髪の毛を美しくするミネラルの効能

ミネラルは最近ミネラルファンデーションなど美容業界でもとても注目されています。

特に女性の命とも称される髪の毛もミネラルの効能によって支えられています。古代米に含まれる亜鉛というミネラル成分は髪に必要な酵素の力を働かせるのに必要な栄養です。

亜鉛によって酵素が髪の毛の色素細胞の働きを補うため、結果白髪が減り血行がよくなります。血行がよくなると、頭皮の状態もよくなるため美しい髪を保つことができるのです。

三大栄養素の一つたんぱく質の効能 - 免疫力向上

三大栄養素の一つとして有名なのがたんぱく質です。

古代米は白米に比べてたんぱく質が多く含まれています。たんぱく質は血液と筋肉を作る主成分であり、エネルギー源としても使われます。

たんぱく質が不足すると、筋肉の中に含まれるたんぱく質を利用して体が補おうとするので、筋肉がやせ細り病気を引き起こします。

また細菌やウィルスから体を守ってくれているのはたんぱく質が新しい血液などを作り続けてくれているためであり、たんぱく質があるからこそ免疫力が向上しているのです。まさに免疫力があるのはたんぱく質の効能のおかげなのです。

いろんな種類のある古代米!黒米・赤米・発芽玄米

たくさんの栄養素が含まれている古代米ですが、その種類は様々。

薄く赤色なのが赤米といい、赤飯の起源とされています。黒米はアントシアニンを多く含んでおり、おはぎの起源とされています。

発芽玄米は玄米を発芽させたもので、玄米よりも消化がよく食べやすいのが特徴です。

とはいっても、古代米を単体で食べるというよりかは、白米に混ぜて食するのが一般的な食べかたです。うまく古代米を取り入れてその効能を十分に発揮させましょう。

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