発芽玄米の効果や含まれている栄養をご紹介します。玄米を発芽させた「発芽玄米」。
最近では、白米に代わる主食として注目されています。ダイエット効果があるとして、特に女性から人気を集めています。
発芽玄米は、通常の玄米とは違い発芽させているので、白米と一緒に炊くことができ、手軽に炊飯できるようになっているのも発芽玄米の人気の理由です。
今回は、発芽玄米が持つ効果や含まれる栄養いついて迫ってみたいと思います。
目次
発芽玄米の効果と栄養5選 一覧
発芽玄米には「フェルラ酸」というポリフェノールの一種が含まれています。
フェルラ酸には、アルツハイマー型認知症の進行速度を抑制する効果があることが。明らかになっています。
死滅してしまう脳細胞を修復してくれる働きがあるため、記憶力の向上にも効果があると言われています。
糠には「オリザノール」が含まれています。白米は精米の際に糠が取り除かれてしまいますが、発芽玄米は糠をのこすため、この栄養が含まれます。
オリザノールは、コレステロールの吸収を抑制してくれるほか、不安な気持ちや寝つきの悪さなど、精神的な面に作用する効果があります。
体内バランスの崩れや、更年期障害を自覚されている方は、主食を発芽玄米に切り替えてみるのもいかもしれませんね。
発芽玄米にはγ-アミノ酪酸、別名「GABA」が含まれています。
玄米が発芽することで、GABAの含有量が増えることが分かっており、白米の約10倍・玄米では3倍も増加します。
オリザノール同様、こちらも精神をリラックスさせる効果があることで注目を集めています。
最近ではGABAを配合しているチョコレートも人気ですね。チョコレートと合わせて、発芽玄米中心の食生活を送ればストレス対策はバッチリです。
ビタミンEも発芽玄米が含む代表的な栄養素のひとつです。
ビタミンEには強力な抗酸化作用があり、カラダを酸化させる活性酸素を体外に排出する効果があります。
カラダの酸化はそのまま老化につながりますので、ビタミンEはアンチエイジングに有効な成分ということになります。
発芽玄米は白米の何倍もの食物繊維を含んでいます。
食物繊維は、腸内環境を整える効果があることで知られ、腸のぜん動運動を促がし、便通をよくしてくれるのです。
主食を発芽玄米に変えることで、便秘の悩みも解消されるかもしれません。美容に気を使う女性を中心に発芽玄米が人気となっているのもうなずけますね。
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