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ココナッツcoconut

南国生まれのココナッツ!栄養や効果を詳しく紹介

ココナッツの栄養と効果

南国のイメージのひとつとして知られるココナッツは、ミルキーで甘みのある独特の味わいが特徴的です。

ココナッツの実は、使用する部分によって食べ方も異なり、カロリーも大きく違ってくるそうです。

ココナッツウォーターはジュース、ドライココナッツはお菓子の材料、ココナッツミルクやココナッツオイルなど、さまざまな方法で食べられています。

今回は、ココナッツに含まれている栄養の効果について詳しくお伝えしていきます。

大注目の中鎖脂肪酸 - 脂肪を燃焼して健康維持に貢献!

ココナッツの代表的な成分と言えば、中鎖脂肪酸です。

ココナッツに含まれている中鎖脂肪酸は、主にヤシ科の植物の種子に含まれている天然成分で、母乳や牛乳にも含まれている栄養です。

中鎖脂肪酸は、一般的な油に含まれる長鎖脂肪酸に比べて分子の長さが短いため、体内に蓄積しにくく効率的に分解・燃焼される特徴がある脂質です。

また、カラダについている脂肪を燃焼させる効能もあるため、ダイエットに効果があります

ビタミンB1を含んでいる - 炭水化物の代謝を促す栄養

ココナッツは、ビタミンB1の栄養を豊富に含んでいます。

ビタミンB1は、炭水化物の代謝を促す働きがあるビタミンです。

ビタミンB1には脳や神経の機能を正常に保つ働きもあるため、不足すると判断能力が鈍ったり手足のしびれの原因になることがあります。

にんにくなどに含まれる栄養素アリシンと同時に摂取することで、体内吸収率が上がりますよ。

ココナッツにはナイアシンも入っている - 二日酔い防止に

ココナッツには、ナイアシンという栄養が含まれていることも覚えておきましょう。

ナイアシンはアルコールの代謝を促す作用がある栄養のため、二日酔い防止に効果があります。

さらに、ナイアシンは皮膚や粘膜を健康に保つ効果や補酵素として三大栄養素の代謝を促す働きもあります。

ビタミンB6 - タンパク質の代謝を助ける栄養

ココナッツには、ビタミンB6も含まれています。

ココナッツに含まれているビタミンB6は、脂肪肝の予防や、免疫力を強化することでアレルギー予防にも効果が期待できる栄養です。

さらに、皮膚や髪・爪を健康に保つ効果があることも忘れないでおきましょう。

ビタミンB6はココナッツのほか、にんにくピスタチオマグロレバーなどに多く含まれています。

葉酸も含有 - 胎児の先天異常を防止する栄養

ココナッツは、葉酸を摂取できることも特徴のひとつと言えます。

葉酸は、細胞内のDNAやタンパク質の合成を助けて、胎児の先天異常を防止する効果のある栄養です。

また、血液の赤血球を作る働きもあり、貧血予防の効果も高いため、葉酸は妊娠中に限らず女性が多く摂りたい栄養です。

カリウムも含んでいる - 細胞内の水分浸透圧を正常化する効果

ココナッツは、カリウムも含んでいることを忘れないでください。

カリウムは、細胞内の水分浸透圧を正常化する効果がある栄養です。

水分を多く摂ったり塩分の多い食事を好む方は、カリウムを多めに摂ることで栄養のバランスが良くなります。高血圧対策にも効果的ですね。

筋肉の収縮を正常化させる働きもあるので、脚のけいれんが気になる人にもおすすめの栄養です。

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