スパイシーな香りで食欲をそそる、カレー。
カレーは子供から大人まで、あらゆる世代が喜ぶ大人気の料理です。
市販のカレールウだけでなく、スパイスから自家製のルウを作るこだわり派も少なくありません。
そんなおいしいカレーが、健康に役立つ効果を持っている食品だということをご存じでしょうか?
今回は、家庭でおなじみのカレーの栄養や効果についてご紹介します。
カレーの具には牛肉、豚肉、鶏肉といった肉類が入りますが、これらは高タンパクの食品です。
タンパク質は人間に必要な3大栄養素のひとつであり、健康なカラダを作り筋力のアップになることはよく知られています。
体内のタンパク質が不足すると、肌荒れだけでなく免疫力が低下し病気になりやすくなるので注意が必要です。
カレーに入れる具材によって、タンパク質のみならざず多くの栄養を摂取することができます。
国内で市販されているカレールウにはターメリック(ウコン)が使用されています。
ターメリックに含まれる「クルクミン」という成分には注目すべき効果が豊富で、中でも、認知症を引き起こす悪性物質のダメージから脳の神経細胞を守る働きが期待できます。
研究でも、カレーを頻繁に食べる人は認知症を発症しにくと、明らかになっています。
脳もカラダも健康な状態を保つには、カレーを食べる回数を増やしてみるのもいいですね。
カレーには、市販のカレールウや具材の肉類の脂質が含まれます。
脂質の不足は血管や細胞膜の脆弱化につながるため、脳出血を発症する可能性が高くなると言われています。
一方、脂質の摂りすぎは肥満や糖尿病といったリスクを招きます。
ご家庭でカレーを作るときは、野菜の具を入れるなどして脂質のバランスに注意しましょう。