名称 | 鮭 | 分類 | サケ科サケ属 |
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旬の時期 | 9~11月ごろ | 主な産地 | チリ、ノルウェー、ロシアなど |
鮭(サケ)は種類によって旬は異なりますが、おおよそ9~11月ごろの秋に旬を迎えます。
一口に鮭といっても、白鮭(シロサケ)、銀鮭、紅鮭、キングサーモン、サクラマス、カラフトマスなど様々な種類があります。
以下は鮭の主な種類と旬および特徴になります。
種類 | 旬 | 備考 |
白鮭(シロサケ) | 9~11月 | 一般的に日本で鮭というと白鮭を指す、旬は秋 |
銀鮭(ギンザケ) | 8~10月 | 北太平洋に生息するため輸入物が多い。塩鮭や缶詰などに利用 |
紅鮭(ベニザケ) | 6~8月 | 肉色が濃紅色。北太平洋に生息。ロシアやカナダからの輸入がほとんど。 |
キングサーモン | 4~6月 | 別名、ますのすけ。脂身が多く舌触りが良いのが特徴 |
サーモントラウト | 6~8月 | 別名ニジマス。厳密にはサケではなくマスの仲間。旬は夏 |
白鮭(シロサケ)の旬は9~11月の秋になります。一般的に日本で鮭というと白鮭を指します。白鮭は体長約1mで、9月から翌年の1月までに生まれた川に戻って産卵をします。このころの白鮭は秋鮭(アキサケ)とも呼ばれ、やや脂が少ないのが特徴です。
一般的に鮭というと白鮭のことを指しますので、鮭の旬は9~11月の秋と覚えておくと良いでしょう。
ちなみに、白鮭の中には獲れる時鮭(ときしらず)と呼ばれる鮭もあります。時鮭は間違えて春に戻ってきてしまった白鮭の呼び名で、北海道で高級食材として知られています。旬は4~7月の春から初夏になります。
銀鮭の旬は8~10月ごろ、紅鮭の旬は6~8月ごろになりますが、これら2種の鮭は主に北太平洋に生息するためほとんどが輸入ものになります。ただし、銀鮭は近年では養殖も行われているため、養殖ものであれば国産の銀鮭を食べることができます。養殖もの銀鮭の旬は8~10月ごろの夏から秋ごろになります。
キングサーモンは別名、ますのすけとも呼ばれ、ロシアと北海道の一部で漁獲されます。脂身が多く、舌触りが良いのが特徴的です。旬は4~6月の春から初夏になります。
シャケ弁当でおなじみの鮭はサーモントラウトと呼ばれます。サーモントラウトはニジマスのことで、厳密には「サケ」の中ではなく「マス」の仲間です。一時、景品表示法上問題があるのではないかと話題になりましたね。
サーモントラウトはマスの仲間ですが、お弁当や惣菜などで広く認知されているためこちらにも一応載せておきます。旬は6~8月ごろで、体長が30~40cmほどと鮭よりも小さいのが特徴です。