名称 | 鯉 | 分類 | コイ科 |
---|---|---|---|
旬の時期 | 12~2月ごろ | 主な産地 | 長野、茨城 |
鯉の旬の時期は12月~2月になります。脂が乗ってお魚がおいしく感じられる時が旬なのですね。
また、鯉は夏も旬といわれ、さっぱりとしたお刺身「鯉のあらい」もお勧めだそうです。
もともと原産地は、黒海・カスピ海沿岸の中央アジアと中国といわれていますが、日本でも古くから養殖されている淡水魚の代表的な魚です。
縄文時代から食されてきた鯉は、マダイ以上に珍重されていたと言われ、ビタミンB群、ミネラルなどが含まれる栄養価の高い魚としても知られています。
島根県の津和野では、飢饉に備えた非常食だったことから鯉が町のシンボルとなっています。
中国では、鯉が滝を登る様子から「登り竜」と言い伝えられ、神様の使いとして祝い事などでよく調理されます
鯉は臭みの強い魚なので、その臭みを取るために「鯉こく」という味噌で煮込んだ調理方法が採用されます。
天然の鯉には寄生虫がいるため生食は注意が必要ですが、養殖された鯉で新鮮であれば刺身で食べら、臭みを消すために酢味噌や梅醤油等でいただきます。