なたまめ茶は、香ばしい風味と香りで、ホットでもアイスでも人気のお茶です。
なたまめを乾燥させて煎じたなたまめ茶は、健康や美容に良いとして、注目度が上がっています。
今回は、なたまめ茶の健康効果、効能について詳しく解説していきます。
目次
なたまめ茶の効能と効果 一覧
なたまめ茶は、カナバニンという成分を豊富に含んでいます。
なたまめ茶に含まれるカナバニンは抗炎症作用や排膿作用があるため、歯槽膿漏の予防の効能などがあるとされています。
また、血行促進作用や血液の浄化効果もあることが確認されています。
血液がきれいになり、膿が排出されて炎症を抑える作用があることから、蓄膿症や痔などの改善効果にもつながります。
なたまめ茶は、サポニンを多く含んでいることも特徴のひとつです。
サポニンは、血液中のコレステロール値を低下させる効果があることで知られています。
また、脂肪の蓄積を抑える効果もあることから、肥満の予防・改善にもつながります。
さらに、血流改善や免疫力の強化などの効能が期待できます。
なたまめ茶には、ウレアーゼという成分が含まれていることも覚えておきましょう。
ウレアーゼは、尿素の分解をサポートすることで、腎臓の機能を活性化させる栄養です。
他にも、体内のむくみ解消や関節痛を和らげる効能もあります。
水分を多く摂るなどで腎臓に負担がかかりやすい人は、普段からなたまめ茶を多めに摂ると良いでしょう。
なたまめ茶には、ポリフェノールも含まれています。
ポリフェノールには強い抗酸化作用があり、アンチエイジングに大きな効能が期待できます。
細胞の老化防止に働くほか、免疫力を高めて各種病気の予防にも効果があります
なたまめ茶には、タンニンが多く入っていることも忘れてはなりません。
なたまめ茶に含まれるタンニンは、渋み成分の一種で、強い抗酸化作用をもつことでも知られています。
タンニンには、肌を引き締める収れん作用があるので、毛穴の開きが気になる人や美肌を目指す人にはうれしい効果が期待できるでしょう。
また、下痢の緩和や殺菌・消臭などのさまざまな効能もありますよ。
なたまめ茶には、コンカナバリンAという成分も含まれています。
コンカナバリンAは、なたまめにだけ含まれるタンパク質で、抗腫瘍作用があるとされています。
体内で発生したガン細胞の増加を抑制することで、症状の進行を抑制する働きがあります。
コンカナバリンAは、免疫機能を高める働きもすることから、特に初期のガンたいする効能が期待できるでしょう。
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