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クコの実goji-berry

クコの実の効果や効能を解説!

クコの実の効果と効能

クコの実に含まれている栄養と効果、効能についてお伝えしていきます。

クコの実は、杏仁豆腐の上などにのっている赤い実のことで、ここ数年スーパーフードとして世界中で注目されています。

中国では、不老不死の実とも称されていて、世界三大美女のひとり楊貴妃もクコの実を積極的に食べていたと伝えられています。

今回は、この赤くてかわいいクコの実に期待できる健康効果や、効能について詳しく解説していきましょう。

ビタミンCが豊富に含有!- キレイをサポートするビタミン

クコの実には、ビタミンCがとても豊富に含まれています。

ビタミンCは強い抗酸化作用があることから、あらゆる美容に効果が高いビタミンとして知られており、肌のハリ向上や美白効果が期待できます。

また、免疫力を高める効能もあるので、風邪の予防や治療の効能もあります。

水溶性のビタミンCは、一度に多く摂っても必要量以上は排出されるので、クコの実などでこまめに摂るようにしてください。

ビタミンB1も摂ることができる - 炭水化物の代謝を促す

クコの実には、ビタミンB1も含まれています。

ビタミンB1は、特に炭水化物のエネルギー代謝に深く関係する栄養なので、ご飯やパンなどを多く食べる人は意識して摂りたい栄養素です。

また、クコの実に含まれるビタミンB1は、脳や神経の働きを正常に保つ効果もあり、不足すると手足のしびれや夏バテの原因にもなるので注意が必要です。

ビタミンB1は水溶性のビタミンですから、調理時の煮汁も一緒に食べるとより効果を実感することができます。

クコの実にはα-リノレン酸も多い - 血液をサラサラに保つ効能

クコの実には、α-リノレン酸も多めに含まれることに注目してください。

クコの実に含まれているα-リノレン酸は、不飽和脂肪酸の一種で血液をサラサラにして血栓ができるのを防いだり、血圧を下げたりする効能があります。

また、アレルギーを予防したりうつ病を軽減したりする効能にも注目です。

他にも、細胞の老化を予防する効果もあるのでアンチエイジングにも効果が期待できるでしょう。

ベタインを含んでいる - 肝機能の改善に大きな効果

クコの実は、ベタインを含んでいることも覚えておきましょう。

ベタインは、肝機能の改善に大きな効果のある栄養として知られています。

また、動脈硬化や糖尿病の予防、さらに胃の健康にも深くかかわるなど、多彩な効能が期待できます。

他にも、髪や肌のつやを良くする効能もあるので、美容を気にする女性にはうれしい栄養と言えますね。

クコの実にはルチンも - 生活習慣病の予防などに効能

クコの実には、ポリフェノールの一種であるルチンも多めに含まれています。

ルチンは高い抗酸化作用があるので、ガン予防やアンチエイジングの効能があるとされています。

また、ビタミンCの吸収を高めて毛細血管を強化する働きにより、動脈硬化や高血圧の予防も期待できるでしょう。

細胞の新陳代謝を活性化させることから、美容にも効果が期待できます。

β-シトステロール - 悪玉コレステロールの減少に効果的

クコの実には、β-シトステロールが含まれていることも特徴のひとつです。

β-シトステロールは、クコの実をはじめとする植物に多く含まれる脂質の一種。

血液中の悪玉コレステロールを減少させる効能があるので、血液をサラサラにして血圧を下げるほか、生活習慣病の予防や改善に期待できます。

コレステロールや高血圧で悩んでいる方は、クコの実をお試しください。

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