クランベリーの効能と栄養をご紹介します。アメリカ地域で多く栽培されている、甘酸っぱくて赤い実のクランベリー。
ジュースやジャムなどとして加工され、日本でもだんだんクランベリーの存在が知られてきましたが、アメリカでは身近な果物として親しまれてきました。
クランベリーの和名は「つるこけもも」で、その赤い実は1センチ程度の小さな楕円形をしています。
それではさっそく、クランベリーに含まれる栄養や効能について詳しく学んでいきましょう。
目次
クランベリーの効能と栄養
クランベリーには、アントシアニンが多く含まれています。
アントシアニンは、青紫色をしたポリフェノールの一種です。ブルーベリーなんかに含まれている栄養としてご存知の方も多いことでしょう。
アントシアニンには、視力の改善に対して効能がある栄養なので、パソコンやスマホを良く使う人におすすめの栄養素です。
また、メタボリックシンドロームや花粉症の予防にも期待できる栄養です。
クランベリーには、美容に効果のあるビタミンCが豊富に含まれています。
クランベリーなどに含まれるビタミンCはコラーゲンの生成にも深く関わる栄養で、お肌のたるみ改善やアンチエイジングに大きな効能をもたらします。
また、血液中の白血球の働きを強化することで、免疫力を向上させてウイルスや細菌の撃退にも働くことを覚えておいてください。
ビタミンCは水溶性の栄養のため、一度に多く摂っても排泄されてしまいますから、こまめに補給することをおすすめします。
クランベリーには、ケルセチンという栄養も含まれています。
ケルセチンはポリフェノールの一種で、体内の細胞が老化することを防止する効能があります。
また、関節炎を和らげたり、血行を促進したりするなどの効能も期待できる栄養です。
ケルセチンはルチノールと結合するとルチンという栄養になります。ルチンはビタミンCの吸収を促進する働きや生活習慣を予防する効果などがあります。
クランベリーには現代人に不足しがちな食物繊維も摂ることができます。
食物繊維は、大腸に溜まった老廃物を押し出す働きがあり、便秘解消に効能があります。便秘にお困りの方は、クランベリーなどで手軽に食物繊維を摂取していきたいですね。
また、糖やコレステロールの吸収を抑えることで、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病に大きく役立つ栄養素です。
たっぷりの水分とともに摂取すると満腹感を覚えるので、ダイエットにもおすすめです。
クランベリーには、ポリフェノールの一種であるフラボノイドも含まれています
フラボノイドは、クランベリー特有の苦み成分であり、強い抗酸化作用を持つ栄養成分です。
フラボノイドには、アンチエイジングや視力向上、アレルギー症状、抗がん作用、生活習慣病を防ぐ効果など、幅広い効能が期待できます。
"クランベリー"の関連情報