つくしの栄養と効能

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つくしhorsetail

つくしの栄養と効能 - つくしを食べて春の訪れを感じよう

つくしの栄養と効能

つくしと言えば春の訪れを教えてくれる季節の野草ですが、食べられるのはご存じでしたか?

つくしは古くから、和え物や酢の物、煮物、つくだ煮などとして食材として親しまれてきました。つくしの袴(節になっている部分)を取り除き、あくを抜くだけで簡単に食べられます。

今回はそんなつくしについて、含まれている栄養やその効能をご紹介します。簡単なレシピも掲載していますのでそちらも参考にしてみて下さい。

フラボノイド酸の効能で花粉症対策!

つくしの中にはフラボノイドの一種である「ツクシフラボノイド」と呼ばれている栄養が含まれています。

ツクシフラボノイドはフラボノイド系のポリフェノールの一種で、その効能は抗がん作用・美肌づくり・老化防止効果などがあります。

そして何よりこのフラボノイド酸の効能の特徴として言われているのが、花粉症などのアレルギーを予防することが出来るというところです。

そのため、つくしは花粉症対策として積極的に食べておきたい食べ物だと言われています。ぜひ覚えておきましょう。

視力回復や美肌効果!β-カロテンの効能

つくしは栄養としてビタミンやミネラルが豊富で、その中でもおすすめの栄養が「β-カロテン」です。

特につくしは春の食材の中でもβ-カロテンを豊富に含んでいる食材として知られています。

β-カロテンの効果としては、体内に摂取される事でビタミンAに変換され、皮膚細胞の働きを正常に保って免疫力を高めてくれるというものになっています。

それ以外にも魅力的な効能として、皮膚細胞を正常に戻す効果があることから視力回復や美肌効果も挙げられています。

ビタミンCにはアンチエイジングの効能があるってほんと?

さらにつくしには、アンチエイジング効果が高いということで知られている「ビタミンC」も豊富に含まれているということが分かっています。

ビタミンCの効能として代表的なのが抗酸化作用と呼ばれているもので、細胞の酸化や老化を予防・改善してくれると言う効果を持っています。

これによって肌だけではなく、全身のアンチエイジング効果も期待できます。

免疫機能を高めてくれるビタミンCの効果

つくしに含まれているビタミンCには、ほかにも疲労回復や免疫機能を高めてくれる効能もあります。

つくしの場合は同じように免疫力を高めてくれる効果を持っている栄養、β-カロテンを豊富に含んでいるので、この2つの栄養の力によってより免疫力を効率よく高める事ができるようになっています。

特に春はまだ気温が寒く風邪を引きやすい季節だと言われているので、栄養豊富なつくしを食べる事によって、免疫力を一気に高めて風邪を予防する事ができます。

つくしの美味しいレシピ教えます!

栄養豊富なつくしですが、食用としてのつくしに馴染みがない方は、どのようにして食べたらよいのか分からない事でしょう。

そこで、つくしの食べ方を簡単にご紹介します。まず、つくしを食べる際に、袴(はかま)と呼ばれる節の部分を取り除きます。この袴は硬くて、食べるときに違和感を覚えるので取り除いておいた方が良いでしょう。

袴を取ったつくしを水でよく洗い、約5分ほど煮てアクを取ります。これで下準備は終わりです。

つくしを美味しく食べるためのレシピとしては、「卵とじ」、「きんぴら風佃煮」、「天ぷら」、「バター炒め」などがあります。また、古くから和え物や酢の物としても親しまれています。

いずれもシンプルなレシピなので手軽に作れますし、栄養豊富なつくしを沢山食べる事ができるのでおすすめです。

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