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ふきのとうの栄養と効能を学ぼう!

ふきのとうの栄養と効能

ふきのとうの栄養と効能について解説していきます。

ふきのとうは、春を告げる2月から3月ぐらいが旬になることから、「春の使者」とも呼ばれています。

独特の香りとほろ苦さが特徴で、主に天ぷらや和え物などとして愛されていますね。

今回は、そんなふきのとうに含まれる豊富な栄養と効能について、詳しく見ていきましょう。

ビタミンE !- 強い抗酸化力を持つ老化防止のビタミン

ふきのとうには、ビタミンEが多く含まれています。

ビタミンEには、強い抗酸化作用があるため、細胞の老化防止に作用し、アンチエイジングに効能があります。

また、血行を促進して冷え性を改善したり、血液中のLDLコレステロールを抑制したりするなど、その働きは実に多数。

その他にも、ホルモンバランスを整えて更年期障害や自律神経失調症を予防する効能もあります。

ビタミンKの含有量も多い - 止血作用&骨粗鬆症を予防する効能

ふきのとうは、ビタミンKも豊富に含まれています。

ビタミンKは、別名「止血のビタミン」とも呼ばれるように、正常な止血を促すビタミンです。

また、カルシウムが骨に沈着することを促すので、丈夫な骨作りや骨粗鬆症の予防にも働く栄養です。

出産予定があったり、骨粗鬆症になりやすかったりする女性には必須の栄養なので、積極的に摂取するようにしましょう。

カリウムの含有量の豊富さにも注目! - むくみ改善と筋肉収縮の正常化に

ふきのとうは、カリウムの含有量の豊富さにも注目すべきでしょう。

カリウムは、過剰なナトリウムを排出することで、細胞内外の水分量や浸透圧を調節することが大きな役割です。

体内の余分な水分を排出する効果があるので、むくみの改善が期待できます。また、筋肉の収縮を正常化させる効能がある栄養でもあります。

ふきのとうには銅も含有 - 代謝促進や貧血を予防する効果

ふきのとうには、銅も含まれています。

銅は体内で約10種類の酵素の材料になり、栄養の代謝を促します。

また、鉄分の利用をサポートすることでの造血作用による貧血予防や、骨や皮膚、血管壁の健康を維持する効能があります。

食物繊維もたくさん含有 - ダイエットや便秘や糖尿病の予防に

ふきのとうを食べることで、食物繊維も摂ることができます。

食物繊維は、満腹感を得られることでダイエットに効果があります。

さらに血糖値の上昇をゆるやかにする働きがあるため、糖尿病の予防・改善などにも効能があります。

腸のぜん動を促して便秘解消にも役立つなど、食物繊維にはさまざまな働きがあります。

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