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赤ワインの効能と効果5選

赤ワインの効能と効果

赤ワインがもたらす効能と効果をご紹介します。黒ブドウから醸造される赤ワインは、古くから飲まれてきたお酒で、ヨーロッパが産地として有名ですが、日本でも各地にワイナリーがあります。

白ワインに比べて栄養価が高めと言われる赤ワイン。健康にどのようなプラス効果があるのでしょうか。

今回は、気になる赤ワインの効能や効果について、ご紹介します。

ミネラル成分のクロム ‐ 高血糖や動脈硬化を予防

赤ワインには、ミネラルの一種であるクロムが含まれています。

クロムは豆類や種実類など、さまざまな食品に含まれる栄養素です。

赤ワインに含まれているクロムは、血糖値を下げる作用を持つインスリンの働きをよくし、高血糖を改善したり糖尿病を予防したりする効能があります。

また、脂質の代謝を促してコレステロールや中性脂肪の減少につなげる効果もあるため、動脈硬化の予防にも役立ちます。

モリブデンで貧血予防 ‐ 造血を促進する効能

赤ワインは、ミネラルの一種のモリブデンも含みます。

あまり聞いたことのない名前かもしれませんが、モリブデンは豆類に非常に多く含まれる栄養素です。

モリブデンには尿酸の生成を助ける効能があります。その他、鉄分が不足したときに造血を促し、貧血を予防する効果もあります。

カリウムも含有 ‐ 高血圧やむくみ予防に効果的!

赤ワインには電解質の一種、カリウムも含まれます。

カリウムはとくに野菜や果物、豆類などに豊富に含まれる栄養素です。

カリウムは細胞の浸透圧を調節したり、筋肉の収縮や神経の伝達をよくしたりたりする効果があります。

代謝促進のビオチンも含有 ‐ 肌の健康維持にも効果!

赤ワインは、水溶性ビタミンの一種であるビオチンも含まれています。

ビオチンは幅広い食品に含まれる栄養素で、赤ワイン以外にはレバーに多く含まれます。

また、ビオチンは3大栄養素である炭水化物、脂質、タンパク質の代謝を促進する効能があります。

さらに、皮膚トラブルの原因となるヒスタミンの生成を抑える効能があり、アトピー性皮膚炎を改善するなど肌の健康維持に効果を発揮します。

豊富なポリフェノール ‐ 抗酸化作用による健康効果に期待

黒ブドウを果皮や種ごと発酵させてつくる赤ワインは、ポリフェノールが豊富です。

「赤ワイン=ポリフェノール」といったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

ポリフェノールによるその健康効果が期待され、90年代後半には赤ワインブームも巻き起こりましたね。

ポリフェノールとは、ほぼすべての植物に含まれる色素や苦みの成分を指し、有害な活性酸素から身体を守る抗酸化作用があります。

赤ワインに含まれるポリフェノールの効能については、諸説ありますが、とくに動脈硬化を予防する効果が期待されています。

料理に合わせてぴったりの赤ワインを

赤ワインは味の厚みによって、ライトボディ、ミディアムボディ、フルボディに分けられます。

ライトボディには、脂の少ない軽めの料理が合う一方、フルボディには脂のたっぷりある濃いめの料理が合います。

さまざまな栄養素が含まれているといっても、アルコールには違いありませんから、飲み過ぎには注意しましょう。

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