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ぶどうgrape

ぶどうに含まれる栄養とその効能について

ぶどうの栄養と効能

ぶどうに含まれる栄養とその効能をご紹介します。

みずみずしい食感と口に広がる甘みが特徴のぶどう。果物の中でも人気の果物の一つですね。食用としても有名ですが、ワインやジュース、ゼリーなど加工品としても親しまれていますね。

普段からよく口にするぶどうですが、そこに含まれている栄養やカラダへの効能はどのようなものがあるのでしょうか。詳しく探っていきましょう。

ポリフェノールを豊富に含む - 動脈硬化予防、視力の回復効果

ぶどうに含まれる栄養で、まず最初にご紹介したいのはポリフェノールです。ぶどうにはポリフェノールが豊富に含まれています。

ぶどうを食べた時に感じるちょっとした渋みはこのポリフェノールによるものです。ポリフェノールとは有機化合物に分類される成分で、なかでもぶどうにはアントシアニンが豊富に含まれています。

アントシアニンとは、ポリフェノールの栄養成分の一つで、活性酸素を無害化する抗酸化作用があります。この抗酸化作用により、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞の予防、老化防止、視力の回復などの効能が期待できます。

レスベラトロール - 動脈硬化を防ぐ効能、認知症の予防に

ぶどうにはレスベラトロールという栄養成分も含まれています。なんだか、馴染みのない成分ですね。

レスベラトロールは、ポリフェノールの一種で、ぶどうの渋みの原因となる成分です。

レスベラトロールには、血管拡張反応を改善して動脈硬化を防ぐ効能、認知症を予防する効果、肌のターンオーバーを正常化する働きなどが期待されています。

以前は、長寿遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子を活性化させて、寿命をのばすのではないかという発表がありましたが、近年では臨床実験によりその効果は見られなかったとされています。

レスベラトロールはぶどうの茎(くき)や皮から抽出されるエキスですので、摂取するには、皮ごと食べられるぶどうを食べるか、ワインなどから摂る必要があります。

果糖とブドウ糖の効能 - 肉体疲労時や病中病後の栄養に

ぶどうの栄養を分析しますと、糖質が多いことが分かります、特に、果糖とブドウ糖がたくさん含まれています。

果糖とブドウ糖は、単糖類に分類される栄養素で、糖質が主成分となります。

これらの糖質は、体内ですばやくエネルギーに変わる効能を持ち、肉体疲労時や病中病後などの栄養補給に適しています。

ちなみに、ぶどうに含まれている果糖は砂糖よりも甘みを感じやすい性質をもっており、冷やすことでさらに甘みが増します。ただし、果糖といっても糖質ですので食べ過ぎには注意が必要です。

エネルギー 水分 タンパク質 脂質 炭水化物 食物繊維 ナトリウム
59kcal 83.5g 0.4g 0.1g 15.7g 0.5g 1mg
カリウム カルシウム マグネシウム リン 亜鉛
130mg 6mg 6mg 15mg 0.1mg 0.1mg 0.05mg
マンガン ビタミンA ビタミンD ビタミンE ビタミンK ビタミンB1 ビタミンB2
0.12mg 2μg 0μg 0.1mg 0μg 0.04mg 0.01mg
ナイアシン ビタミンB6 ビタミンB12 葉酸 パントテン酸 ビオチン ビタミンC
0.1mg 0.04mg 0μg 4μg 0.10mg 0.7μg 2mg

ぶどう(生)の100gあたりの成分表(Tr:微量、-:未測定「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より)

ぶどうの加工品の栄養もチェック! レーズン、ワイン、ジュース

ぶどうの栄養や効能はお分かりいただけたかと思いますが、加工品の栄養はどうなっているのでしょうか?

ぶどうの旬の時期は8~10月ですので、シーズンオフではなかなか食べられません。そんな時は加工品で代用したいところです。ぶどうにたくさんの加工品があり、主にレーズン、ワイン、ぶどうジュースが挙げられます。

レーズンは干しブドウとも呼ばれ、ぶどうを乾燥させたものです。レーズンは水分が70%近く減るため、栄養が凝縮されます。特に、カリウムが豊富に含まれるため、高血圧の予防やむくみを解消する効能が期待できます。

知る人ぞ知るレーズンの栄養と効能5選

ただし、レーズンは乾燥させて水分が大幅に減っているため、はるかに多い糖質が含まれています。カロリーオーバーや糖尿病の原因にもなりますので、注意が必要です。

ぶどうの加工品としてワインも挙げられます。ワインは赤ワイン白ワインに分かれますが、いずれも、ポリフェノールを豊富に含んでいます。

また、ジュースも栄養素を引き継ぎますが、果汁がどの程度は入っているかによって栄養も変わってきます。おすすめなのは、果汁を絞って作ったストレートジュースです。

栄養素は生のぶどうに劣りますが、比較的近い数値が期待できます。ジュースを選ぶ時は、なるべくストレートジュースを選ぶようにしましょう。

引用および参考:「日本食品標準成分表2015年版(七訂)

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