大麦若葉の栄養と効能についてご紹介します。
大麦若葉と言えば「青汁」を思い浮かべる方が大半かと思います。そんな大麦若葉は体に良いことは知られていますが、何がどう体に効いてどのような効能があるのかなど、あまり知られていません。
大場若葉の栄養には食物繊維が豊富に含まれているので、便秘やダイエット効果が期待されています。また、それらの効能以外にも、脂肪代謝を促す効果があることが分かってきています。
ビタミンやミネラルなどの栄養を含むほか、活性酵素と戦うSOD酵素なども含み、体にうれしい効果や効能を与えれくれる可能性を秘めている食品です。
目次
大麦若葉の栄養と効能 一覧
大麦若葉の栄養には、鉄分とビタミンCが豊富に含まれています。
鉄分は血液を造る上で必要不可欠な成分で、貧血を予防することで広く知られてます。そして、ビタミンCはその鉄分の吸収を助ける効能があります。
加えて、大麦若葉にはクロロフィルと呼ばれる成分も含み、血液を作るためのサポートをする役割があります。
これら栄養成分を含む大麦若葉には、総合的に貧血の改善効果が期待できます。
クロロフィル造血に関わるのみならず、抗酸化作用や抗炎症作用もあります。
そして解毒作用を持つSOD酵素と呼ばれる成分も、大麦若葉には含まれます。これらには活性酸素の除去効果があるので、アンチエイジング効果が期待できます。
加えて、抗酸化作用を持つポリフェノールも含んでいるので、生活習慣病の予防といった体質改善にも役立てるこができます。
特に女性にとってはおすすめの美容食品と言えます。栄養補給と健康維持、そしてダイエット効果を同時に得られるためです。
スーパーフードにも認められているクロロフィルは、ユーグレナやスピルリナとも比較される緑色の色素成分です。クロレラやほうれん草などに含まれています。
大場若葉の粉末には、100グラムあたり40グラム以上の食物繊維が含まれています。
食物繊維を摂取することで腸の動きを活発にすることができす。そして、排便効果が高まるので、便秘の解消にもつながります。
何よりも、食物繊維によって免疫細胞の存在が多い腸の腸内環境が整うので、様々な病気の元を断つことができるわけです。
特に現代人は過食や不規則な食生活などで胃腸を酷使しており、他の臓器の働きも鈍くなっています。
ビタミンCも大麦若葉には含まれています。
大麦若葉に含まれているビタミンCは鉄の吸収促進のみならず、メラニン色素の素となるチロシンの生成を抑制し、色素沈着を防ぐ働きをします。
また、ビタミンCにも活性酸素の分解作用があるので、ニキビなどの炎症を抑える事もできます。さらに、肌のハリを出すコラーゲンの合成をサポートし、弾力のある肌を維持できるようにします。
その為、大麦若葉を継続的に摂取していれば、シミやシワの予防に効果絶大になるわけです。
また、大場若葉には、糖質やタンパク質、脂質とエネルギーを生み出す大切な栄養も含まれています。食糧危機対策の食品としても期待されるほどその栄養価が注目されています。
大麦若葉とはイネ科の植物である大麦の若葉部分で、草丈が20~30センチほどのものを指し、大麦にも食物繊維が含まれるので、整腸作用が期待されています。
穀物の大麦と異なり葉の部分ですが、比較的、苦みやクセが弱いため、多くの青汁の原料として採用されており、野菜嫌いの子供でも大丈夫になっています。
味は好みによりますね。お水で割るよりも牛乳と合わせて飲むと、青汁特有の苦みや青臭さを軽減させることができて、飲みやすくなります。