カロリー
43kcal(100g)
全食品の中で
野菜の中で
糖質
3.6g(100g)
全食品の中で
野菜の中で
ふきのとう(花序、生) | 43kcal | |
ふき、葉柄、生 | 11kcal | |
野菜平均 | 36kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
ふきのとうのカロリー(100gあたり)は43kcal。グラフはふきのとうとふき、野菜平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
野菜の平均カロリーは36kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、ふきのとうのカロリーは野菜の中ではやや高く、全食品の中では低い水準にあることが分かります。
ふきのとう1個分の重さはおよそ6~8gですので、1個分のカロリーは2.5~3.4kcalとなります。
ふきのとうは100g中ではやや高いカロリーですが、1個分に換算するとカロリーは低いですね。
ふきのとうはつぼみ部分、ふきは柄や葉の部分を食用としています。ふきのとうの方が炭水化物が多いため、ふきよりもカロリーが高くなります。
ふきのとうは春先に旬を迎える山菜のひとつで、天ぷらや和え物にして食されます。
ふきのとう(花序、生) | 3.6g | |
ふき、葉柄、生 | 1.7g | |
野菜平均 | 3.6g | |
全食品平均 | 18.5g |
ふきのとうの100gあたりの糖質は3.6gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。ふきのとうの炭水化物量は10.0g、食物繊維量は6.4gですので、差し引いた糖質量は3.6gとなります。
野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6g、全食品の平均は18.5gですので、ふきのとうの糖質は他の野菜の平均と比較して標準的、全食品の平均と比較すると少ないことが分かります。
ちなみに、標準的なふきのとう1個の重さは約6~8gとなりますので、1個分の糖質量は0.216~0.288g程度となります。
ふきは糖質よりも食物繊維を2倍近くも多く含むので、糖質が少ないですね。また、ふきは炭水化物自体が少ないので、もちろん糖質も少なくなります。
上のグラフはふきのとうと主な野菜との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
他の野菜と比較してみると、改めてふきのとうのカロリーはやや高めに位置しているのが分かります。空芯菜や豆苗と比較すると、1.5~2.5倍ほど高いですね。
また、糖質は野菜類の中では標準の範囲。ごぼうと比較すると約1/3ほどです。
ふきのとうの調理には天ぷらやふき味噌があり、独特のほろ苦さは味噌やみりん、砂糖の甘さがよく合います。生で食べることはないので調味料の糖質や脂質が加わり、合計の摂取カロリーと糖質が高くなりやすい食材です。
ふきのとうのカロリーと糖質量を見てきましたが、野菜類の中ではカロリーはやや高く、糖質は低い水準ということが分かりましたね。
ふきのとうは雪解けと同時に芽を出す山菜の王様です。ほろ苦さがありますが、天ぷらやふき味噌、酢味噌にして食べられます。この時期は各飲食店で比較的取り入れているので、ぜひ食べてもらいたい食材です。
整腸作用のある食物繊維が多く、春先に乱れやすいお腹の調子を整えて便秘の改善に役立つでしょう。