名称 | プルーン | 分類 | バラ科サクラ属 |
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旬の時期 | 9~10月ごろ | 主な産地 | 長野、北海道、青森など |
プルーンの旬は、9月中旬~10月中旬頃です。夏バテで疲れた体にちょうど栄養補給をしたい時期が旬なんですね。
プルーンの旬は品種によってまちまちで、早生、中生、晩生に分類され旬の時期が異なります。早いものでは7月中旬頃から収穫が始まり10月中旬まで味わえ、甘みや酸味、肉質の違いを楽しめます。
順位 | 品種 | 旬 | 特徴 |
1 | サンプルーン | 9月中旬~10月中旬 | 果実はやや小ぶり、ほどよい酸味 |
2 | シュガー | 9月上旬~10上旬 | 30gと小さく赤味を帯びた果皮 |
3 | スタイレイ | 8月下旬~9月中旬 | 果肉が黄色く甘みと酸味のバランスが良い |
4 | アーリーリバー | 7月上旬~8月上旬 | 早生の品種。糖度が低めで酸味がある |
5 | プレジデント | 9月下旬~10月中旬 | 100gと大きく甘みがあり果肉はしっかり |
- | フレンチ | - | ドライプルーンに利用される品種 |
プルーンの主な品種と旬
日本でもっとも多く作られている品種が「サンプルーン」です。旬は9月中旬~10月中旬で、やや小ぶりながらほどよい酸味もあり甘みとのバランスが摂れています。
おいしいプルーンの選び方と食べ頃
生のプルーンはふっくらとして皮に張りがあり、色が濃く、表面にプルーム(白い粉)に覆われたものが美味しいとされています。また、食べ頃は果皮がピンっと張った状態よりも、完熟させて果皮にシワができた頃が甘みが強くなります。
糖度の高いプルーンを乾燥させたもので、手軽に食べられるドライプフルーツです。水分を蒸発させている分、生のプルーンよりも5倍い以上栄養価が高いと言われていますが、果糖を含むので「高カロリー」です。
日本でのプルーンの生産は、長野県が全国の7割以上を占めます。ドライプルーンは80%以上を米国から輸入し、カリフォルニアでは世界の約3/4を生産しています。
産地 | 生産量(収穫量(t)) | 旬の時期 | |
1 | 長野県 | 2,160 | 9~10月 |
2 | 北海道 | 652 | 9月下旬~10月中旬 |
3 | 青森県 | 125 | 9月中旬~10月上旬 |
プルーンの主な産地と旬の時期
プルーンは雨に弱い果物で、比較的降水量が少ない長野県、北海道、青森県といった地域で栽培されています。現在では雨除けの作業をしなくても良い、雨に強い品種も作られています。
長野県で栽培されているプルーン
長野県のプルーンが旬を迎える時期は初秋です。長野県で有名な品種は、昭和54年に佐久市で優良系統が選抜された「サンプルーン」です。糖度が高く生食向きのプルーンです。国産プルーンの約7割の生産を占める長野県ですが、その中でも佐久市が日本一生の産量を誇る地域です。
北海道余市町のプルーン
北海道のプルーンは長野県より少し遅れて旬を迎えます。北海道で生産されるプルーンの主な産地は、仁木町・余市町・森町あたりです。北海道での栽培の歴史はまだ浅いですが、少しずつ栽培が増えている樹種の一つです。
他のフルーツ同様に旬のプルーン狩りを楽しめる農園もあります。早いもので7月下旬~から始まり、長野、北海道、青森、そのほか群馬や埼玉などでも行っています。