鯉のカロリーと糖質をグラフを用いて分析していきます。

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鯉のカロリーと糖質

鯉

カロリー

171kcal(100g)

全食品の中で

やや低い

魚介類の中で

やや高い

糖質

0.2g(100g)

全食品の中で

少ない

魚介類の中で

少ない

鯉のカロリーについて

鯉(養殖、生) 171kcal
水煮 208kcal
内臓、生 287kcal
魚介類平均 116kcal
全食品平均 212kcal

鯉のカロリー(100gあたり)は171kcal。グラフは鯉の生と水煮、内臓、魚介類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

魚介類の平均カロリーは116kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、鯉のカロリーは魚介類の中ではやや高く、全食品の中ではやや低い水準にあることが分かります。

鯉の切り身1切れ分の重さは100~120gですので、切り身1切れ分のカロリーは170~205kcalとなります。ちなみに、「鯉のあらい」では一切れがおよそ10gぐらいなので、カロリーは17kcalになります

1切れで200kcal前後になるので、やはり鯉は魚介類の中でもやや高めのカロリーにあたりますね。鯉はタンパク質とともに脂質も多く含むので、その分カロリーが高めになります。

鯉は観賞用として有名な魚ですが、食用としても古くから利用されてきました。ウナギや川魚料理屋で「鯉のあらい」や「鯉こく」料理を食べることができます。

鯉の糖質について

鯉(養殖、生) 0.2g
水煮 0.2g
内臓、生 1.3g
魚介類平均 1.5g
全食品平均 18.5g

鯉の100gあたりの糖質は0.2gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。鯉の炭水化物量は0.2g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は0.2gとなります。

魚介類の100gあたりの平均糖質量は1.5g、全食品の平均は18.5gですので、鯉の糖質は他の魚介類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。

ちなみに、鯉の切り身1切れの重さは約100~120gとなりますので、1個分の糖質量は0.2~0.24g程度となります。

鯉はカロリーは高めですが、糖質はかなり低い魚です。さっぱりとした味付けよりも味噌や酢味噌、みりん醤油で煮込んだりと、味付けが濃いものが多く、調味料によって糖質を摂ることになります。

他の魚介類とのカロリーと糖質の比較

上のグラフは鯉と主な魚介類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

鯉のカロリーと糖質がほぼ同じ魚がさわら穴子です。この3つの魚はどれも主な食べ方が異なりますね。中でもさわらは塩焼でさっぱりと頂けるので、摂取カロリーや糖質を抑えつつ、おいしく食べることができます。

反対にカロリーが高いのはうなぎぶりで、鯉の1.5倍ほどもあります。ほっけは鯉に比べカロリーが56kcalも低いですが、糖質量については0.1gしか差がないので、ほぼ同じと言えます。

鯉はカロリーが高いが、低糖質な魚!濃いめの味付けでクセをカバー

鯉はカロリーが高めですが、糖質は低い水準の魚です。白身魚に分類されますが、海に生息する白身魚と比較すると、脂質が多く含まれます。

鯉は川魚特有の臭みがあり、みそ煮や甘辛煮など味付けが濃い「鯉こく」や「うま煮」などにされます。「鯉のあらいは」きれいな水で育てた新鮮な身を、酢味噌で頂きます。

ビタミンB12やDといった、貧血予防や骨の健康に関係する栄養素を含んでいます。

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