名称 | はまぐり | 分類 | マルスダレガイ科ハマグリ属 |
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旬の時期 | 2~4月ごろ | 主な産地 | 茨城、三重など |
はまぐりの旬は2月から4月で、産卵期は5月から10月になります。
また、あまり知られてはいませんが、日本海側でとれるはまぐりの旬は6~7月になるそうです。
はまぐりは、二枚の殻がぴったり重なることから夫婦円満の縁起のよい食材として「一生一人の人と添い遂げられるように」という願で結婚式のお吸い物として出されます。
また、3月3日のひな祭りにはまぐりを食べると良縁に恵まれるとも言われ、ひな祭りにも欠かせない食材の一つです。
国内各地の海で獲れたはまぐりは、一時期、全国的に漁獲量が減って絶滅の危機に瀕し、鹿島灘や伊勢湾、瀬戸内海、有明海などの一部のみになりました。
現在では、地元の漁師達の努力で復活の兆しが見え、茨城県の鹿島灘が国内漁獲量の7割ほどを占めています。
はまぐり料理といえば、焼きはまぐりが人気。さらに酒蒸しなどはまぐりの味をそのままダシとして活かせる料理がお勧めです。
また、はまぐりと同じ時期に旬を迎える菜の花との相性も良く、パスタ料理としても味わえます。