鮮やかな濃い緑色にさわやかな香りが魅力のライム。
ライムは、酸味が強いのが特徴で、ゆずやシークワーサーと同じ、香酸柑橘類です。
ライムは、果汁を利用するだけでなく、香りが良いためカクテルやデザートなども使われます。
今回は、そんなライムに含まれている栄養や効能についてご紹介していきます。
ライムの特徴は、クエン酸が含まれていることです。
クエン酸はライムの酸味成分で、疲労回復に効能がある栄養として有名です。
また、血流を良くするので、冷え性やむくみの改善にも役に立つ栄養と言えるでしょう。
ライムには、ポリフェノールの一種であるヘスペリジンも含有しています。
ヘスペリジンは、末梢血管の血流改善に大きな効能があります。
末梢血管の収縮によって起こる、冬場のしもやけやあかぎれが気になる方は、ヘスペリジンを摂ることで症状の改善が期待できます。
また、肩こりの改善にも効果を発揮する栄養なので、日頃から肩こりに悩まされている方にもおすすめです。
ライムには、ポリフェノールの一種エリオシトリンが入っています。
エリオシトリンは、別名「レモンポリフェノール」と呼ばれていて、レモンやライムに豊富に含まれている栄養です。
強い抗酸化作用を持っているため、細胞の老化を防ぎ、アンチエイジングの効能が期待できます。
エリオシトリンは、特にライムの皮の部分に多く含まれているので、効能を高めたいときは皮をすり下ろすなどして利用することをおすすめします。
ライムには、リモネンを含んでいることも見逃せません。
リモネンは、ライムなどの柑橘類に多く含まれている香りの成分で、精神的なリラックスの効能があります。
リフレッシュするだけでなく、リモネンは交感神経を活性化させて、血流を良くする効能があることにも注目です。
ライムには、ビタミンCが含まれています。
ビタミンCは、美肌へのサポートにおすすめで、美白・アンチエイジングを目指す方には適した栄養素です。
さらには、ストレスを軽減するホルモンの分泌にも関係し、いつもイライラしがちな方は、ビタミンCの力を借りて穏やかに過ごしたいですね。
なお、ビタミンCは喫煙で失われやすく、体内に蓄積しにくい栄養ですから、こまめに補給することが大切です。