ブンタンの栄養と効能

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ブンタン(文旦)pummelo

甘酸っぱくて栄養満点!ブンタンの驚きの効能とは

ブンタンの栄養と効能

ブンタンの栄養と効能をご紹介します。

ブンタンは漢字で「文旦」と書き、「ザボン」や「ボンタン」などとも呼ばれる果物です。

暖かい地方で栽培される大きな柑橘類で、原生地は中国や台湾とされいて、江戸時代に日本に伝わったと伝えられています。

皮が厚く独特の香りを放ち、爽やかな甘さと酸っぱさ、ほろ苦さがあり、ブンタンは根強い人気です。果肉は白いものだけでなく赤い種類もあります。

今回はブンタンの栄養と効能についてお伝えしていきます。

アンチエイジングに嬉しい - ブンタンのビタミンCの効能

ブンタンはビタミンCが豊富。その量はみかんの約1.4倍も多く含みます。

ビタミンCは、抗酸化作用を持つ栄養です。活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力を高めます。この作用には、脳卒中・心筋梗塞・動脈硬化、がんなどを予防する効能が期待されています。

また、体の細胞や組織をつなぐ働きをするコラーゲンをつくる栄養でもあるので、シミシワを防ぎ、さらに皮膚や粘膜を健全に保もって美肌作りにも役立ちます。

この他、ビタミンCは副腎皮質ホルモンを生成して、ストレスへの抵抗力を高める作用もあります。また、鉄分の吸収率を高めるので間接的に貧血の予防にも役立ちます。

風邪予防に効果あり! - 豊富に含まれるシネフィリン

ブンタンの栄養成分の中には、はシネフィリンという物質も多く含んでいます。

シネフィリンは風邪予防の効能があります。気管支をゆるめる働きがあるので、のどの風邪には特に有効です。

声を出しやすくする効果もあるので、風邪でなくても、カラオケや発表会などの時にはいいかもしれませんね。

また、シネフィリンには脂肪燃焼効果や食欲抑制効果が期待されています。

アドレナリンやノルアドレナリンなどの交感神経を刺激するホルモンの働きを活性化し、脂肪の分解や代謝を高めてくれるので、ダイエットの強い味方です。

ブンタンのペクチンの効能 - おなかの調子を優しくケア、糖尿病予防も

ブンタンの薄皮の部分にはペクチンが多く含まれています。

ペクチンは、水溶性の食物繊維です。整腸作用があるのでお腹の調子を整え、下痢便秘を予防してくれます。

また血液中の悪玉コレステロールを下げる働きがあり、動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病の予防に役立ちます。

食欲抑制に期待大! - 苦み成分ナリンギンの作用

ブンタンの外皮や果肉を包む薄皮の部分にも栄養は含まれています。その中には、苦味成分であるナリンギンが含まれています。

ナリンギンには食欲を抑える効果があるので、肥満防止やダイエットに効果があります。

その他、ナリンギンには免疫亢進作用がありアレルギーを抑制する働きや、自然の下剤効果もあるので便秘対策にも効きます。

また、血中脂肪酸の分解作用などもあると考えられています。シネフリンの脂肪燃焼効果、ペクチンの便秘の解消などの効果が合わさって、よりダイエット効果が高まると言えるでしょう。

まだあるブンタンの栄養、効能や効果とは?

ブンタンには上記以外にも、含まれる栄養や期待される効能や効果があります。

疲労回復に重要な働きをしてくれるクエン酸をはじめ、貧血予防に役立つ葉酸など、数多くの栄養素を含んでいます。貧血には鉄分も重要ですが、ブンタンは鉄分の吸収を高めるビタミンCも含むので、貧血の予防のサポートになるでしょう。

そして、ビタミンB郡も含んでいます。エネルギーをつくり出すビタミンB1や細胞の新陳代謝を促進するビタミンB2

そして、ナイアシンパントテン酸の効能や効果には、脳神経を正常に働かせたり、動脈硬化やストレスをやわらげる作用があります。

ブンタンのピール(果皮)や白い部分はマーマレードや砂糖漬けに

ブンタンは日持ちがいい果物なので、長く楽しめ贈り物などにも向いています。

皮は厚くむきにくいので、ナイフなどで切れ目を入れるとむきやすくなります。

ブンタンは果肉にも皮にも多くの栄養が含まれています。皮は砂糖で煮てマーマレードといったジャムにすることができます。

また、果皮の内側にある白い部分を砂糖漬けにすることで、余すことなくブンタンを食べることができます。

栄養たっぷりのブンタン - でも薬と一緒は要注意

体にいいことがいっぱいのブンタンですが、薬との飲み合わせには注意が必要です。

高血圧や狭心症の治療で使われるカルシウム拮抗薬や高脂血症治療薬、免疫抑制薬などの薬が効きすぎるということが知られています。

薬は通常、腸から吸収されますが、酵素によって一部が不活性化され血液中に入る薬の量が減らされます。

しかし、ブンタンに含まれるフラノクマリン類などの成分は、腸の中で薬の分解を邪魔するそうです。その結果、血液中に入る薬の量が多くなり、効きすぎてしまうことになるそうです。

あまり神経質になる必要はないと思いますが、薬を服用している方そうでない方も、心配な場合は一度病院で確認するのが安心でしょう。

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