セージの効能と効果についてご紹介します。独特のさわやかな香りを持つハーブ、セージ。
和名は「セイヨウサルビア」「ヤクヨウサルビア」とも呼ばれ、さまざまな精油成分を含み、その効能は薬に匹敵すると古代より愛されてきました。
また、セージは肉や魚料理の臭み消しの効果や、ハーブティーやアロマテラピーとしても利用されています。
今回は、そんなセージの効能や効果を詳しくご紹介していきましょう。
目次
セージの効能と効果
セージには、高いリラックス効果があります。
セージには、有機化合物の一種シオネールが含まれており、深いリラックス効果をもたらす成分です。イライラやココロを落ち着かせ穏やかな気持にします。
また、深いリラックス感を得られることで、セージには睡眠不足やストレスを解消する効能、さらには、食品や化粧品の香料、咳止めなどの作用も期待できます。
セージには、穏やかな鎮痛作用があります。
セージには、ボルネオールという香り成分を含み、喉痛み、歯肉炎、歯の痛みなどを抑える効能があります。
ボルネオールは「竜脳(りゅうのう)」と呼ばれ、さわやかな香りが特徴。漢方薬やアロマテラピーにも活用され抗ウィルス作用もあります。
セージには、殺菌効果があり、天然の防腐剤として、食品の防腐剤に利用されています。
これはセージの香り成分であるカルノシン酸の効能で、強力な抗酸化作用をも持ち、紫外線から皮膚を守る効果や、免疫力の向上にも有効です。
セージは、消臭や口臭や体臭、ワキガの予防に効果的が期待されています。
また、肌の収れん作用もあることから、毛穴の目立ちを解消する効能や、さらに発汗を抑える作用もあり、古くは寝汗を抑えるために利用されました。
これらは、紅茶などに含まれる渋みの成分タンニンの効能で、デオドラント製品の有効成分としても使われるほどです。
セージには、消化を促進する効能があります。
消化を促す消化酵素の分泌促進や、食欲を増進する効能もあり、胃の働きをめ胃もたれにも効きます。
また、胃の荒れ、腹痛、お腹のハリなどの症状を緩和する効果もあります。
セージには、生理不順や生理痛を抑える働きがあります。
セージは、血液の循環を促がす効能や、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きもあるため、更年期障害の予防にも効果的です。
セージは、つらいPMSにも効果的で、女性特有の悩みを解決する効能が期待できます。
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