カロリー
110kcal(100g)
全食品の中で
海藻類の中で
糖質
23.9g(100g)
全食品の中で
海藻類の中で
塩昆布 | 110kcal | |
海藻類平均 | 98kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
塩昆布のカロリー(100gあたり)は110kcal。グラフは塩昆布と海藻類の平均、全食品の平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
海藻類の平均カロリーは98kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、塩昆布のカロリーは海藻類の中では標準的、全食品の中ではやや低い水準にあることが分かります。
上記塩昆布のカロリーは100gあたりの数字です。実際に食べる塩昆布1食分の重さはおよそ5~10g程度ですので、1食分のカロリーは5~11kcalほどとなります。1食分に換算すると塩昆布はかなり低いカロリーですね。
塩昆布は、小さく切った昆布をしょうゆ、砂糖、みりんなどで調味して乾燥させたものです。乾燥品ですので水分量は少なく、100gあたりに換算すると高めのカロリーとなります。
ただし、実際に食べる分は5~10gほどと少量ですので、カロリーは微々たるものとなります。
塩昆布 | 23.9g | |
海藻類平均 | 6.0g | |
全食品平均 | 18.5g |
塩昆布の100gあたりの糖質は23.9gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。塩昆布の炭水化物量は37.0g、食物繊維量は13.1gですので、差し引いた糖質量は23.9gとなります。
海藻類の100gあたりの平均糖質量は6.0g、全食品の平均は18.5gですので、塩昆布の糖質は他の海藻類の平均と比較してかなり多く、全食品の平均と比較してもやや多いことが分かります。
ただし、こちらも100gあたりの塩昆布の糖質量となります。平均的な食事で食べる塩昆布は約5~10gほどとなりますので、1食分の糖質量は1~2g程度となります。
糖質もカロリー同様に低い水準ですね。通常の食事量であれば、塩昆布の糖質量を気にする必要はありません。
上のグラフは塩昆布と主な海藻類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
グラフを見ますと、塩昆布、昆布、海苔、ひじきのカロリーが高いように見えますが、水分量が異なるため、一概に比較することはできません。
塩昆布、昆布、海苔、ひじきは乾燥品のため、水分量が少なく、寒天やところてんは水分量が90%以上もあります。乾燥品は水分量が少ないため、カロリーや糖質が多くなる傾向にあります。
海藻類全般を見ますと、カロリー、糖質ともに低い傾向にあり、塩昆布も同様に低い水準になります。また、どの海藻類にも一定量の食物繊維が含まれています。
塩昆布のカロリーと糖質を見てきましたが、いずれも低い水準であることが分かりました。通常の量を食べる限り、カロリーと糖質は心配するレベルにはないでしょう。
ただし、塩分量には注意が必要です。塩昆布には100gあたり7100mg、1食分(5~10g)あたり、350~710mgものナトリウムが含まれています。
ナトリウムを多く摂取しますと、むくみや高血圧、生活習慣病などを引き起こす可能性がありますのでご注意ください。
なお、塩昆布には食物繊維、鉄分などのミネラルが豊富に含まれていますので、適量であればむしろカラダに良い効能が期待できます。