カロリー
2kcal(100g)
全食品の中で
海藻類の中で
糖質
0.0g(100g)
全食品の中で
海藻類の中で
ところてん | 2kcal | |
寒天 | 3kcal | |
海藻類平均 | 98kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
ところてんのカロリー(100gあたり)は2kcal。グラフはところてんと寒天、海藻類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
海藻類の平均カロリーは98kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、ところてんのカロリーは海藻類の中では低く、全食品の中では低い水準にあることが分かります。
ところてん1人前分の重さは130~150ですので、1人前分のカロリーは2~3kcalとなります。
これはかなり低いですね。成分の約99%が水分であるため、非常に低カロリーとなっています。
ところてんは元々カロリーの低いてんぐさやおごのりなどの海藻を煮溶かし、寒天質を抽出して冷やし固めた後、天突きを使って麺状に押し出したものです。また、乾燥した棒や糸状の寒天はところてんに作ったものをいったん凍らせ、乾燥して水分を抜き繊維質状にしたものです。
このほか、粉末タイプもあります。家庭で寒天ゼリーやところてんを作る場合はこちらを利用して作られます。このタイプもほぼゼロといっても良いほどのカロリーです。
ところてん | 0.0g | |
寒天 | 0.0g | |
海藻類平均 | 6.0g | |
全食品平均 | 18.5g |
ところてんの100gあたりの糖質は0.0gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。ところてんの炭水化物量は0.6g、食物繊維量は0.6gですので、差し引いた糖質量は0.0gとなります。
海藻類の100gあたりの平均糖質量は6.0g、全食品の平均は18.5gですので、ところてんの糖質は他の海藻類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ところてんや寒天は糖質を含まない食品です。そのため、ところてん1人前の重さは約130~150gとなりますが、1人前分の糖質量は0gとなります。
ところてんは99%が水分で、含まれる栄養は炭水化物とほんのわずかなタンパク質です。
上のグラフはところてんと主な海藻類or食品との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
他の海藻類と比較しても、ところてんのカロリーは低いのが分かります。モズクやめかぶも糖質を含まない食品なんですね。
そして、海藻類全体にカロリー、糖質が低いということも見て分かります。海苔は100g換算、ひじきは乾燥状態の値なので、実際に食べるとなるともっと低いカロリーと糖質量になります。
ところてんではカロリーや糖質の摂取量は心配する必要はないでしょう。ただし、合わせるタレ次第でどちらも高くなるので、ポン酢などさっぱりしたものがおすすめです。
ところてんを見てきましたが、カロリーは低水準、糖質に至っては含まれていませんでした。
ところてんは海藻から作る本格的なものもあれば、粉や棒寒天を使って簡単に作ることもでき、低カロリーのゼリーなどにも利用できるので糖質を抑えるダイエットにも最適でしょう。
ところてんは水分を多く含む食品なので、カロリーや糖質を気にせず満腹感を得られます。そして、食物繊維も豊富なためお腹の調子を整えて便秘の改善に役立ちます。