カロリー
145kcal(100g)
全食品の中で
海藻類の中で
糖質
34.4g(100g)
全食品の中で
海藻類の中で
昆布(マコンブ素干し) | 145kcal | |
海藻類平均 | 98kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
昆布のカロリー(100gあたり)は145kcal。グラフは昆布と、海藻類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
海藻類の平均カロリーは98kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、昆布のカロリーは海藻類の中ではやや高く、全食品の中ではやや低い水準にあることが分かります。
昆布10cm角1枚の重さは10gほどですので、1枚分のカロリーは14kcalとなります。
昆布はまこんぶ以外にも、羅臼こんぶ、がごめこんぶ、利尻こんぶなど様々な種類がありますが、100gあたりのカロリーはいずれも138~145kcalほどとなります。
昆布はかつお節とともに、日本料理の「ダシ」として定番になっていますね。うまみ成分のグルタミン酸も含まれ、記憶力や集中力を向上させる働きもあります。
昆布(マコンブ素干し) | 34.4g | |
海藻類平均 | 6.0g | |
全食品平均 | 18.5g |
昆布の100gあたりの糖質は34.4gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。昆布の炭水化物量は61.5g、食物繊維量は27.1gですので、差し引いた糖質量は34.4gとなります。
海藻類の100gあたりの平均糖質量は6.0g、全食品の平均は18.5gですので、昆布の糖質は他の海藻類の平均と比較してかなり多く、全食品の平均と比較しても多いことが分かります。
ちなみに、昆布10cm角1枚の重さは約10gとなりますので、1枚分の糖質量は3.44g程度となります。
昆布に含まれている糖質は意外に多いのが特徴です。ただし一食分に換算するとさほど多くないでしょう。乾燥昆布は水で戻すと3倍になります。一食分はおよそ3g程度で済みますので、糖質量は1.03gほどの摂取で済むでしょう。
上のグラフは昆布と主な海藻類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
昆布を他の海藻類と比べてみると、カロリーや糖質量は高いのが分かります。また、ひじきは昆布よりもカロリーは高いですが、糖質は低く1/6程度の量です。
海苔も一見カロリーが高く感じますが、一枚3gほどですから実際の摂取カロリー、糖質は少なくなります。
昆布は出汁を摂る以外にも、おやつの酢昆布や昆布巻き、つくだ煮などになるため、調理によっては摂取カロリーや糖質量が多くなります。
昆布のカロリー、糖質量は100gに換算すると高いですが、一食3g程度であれば、実際に摂取するカロリーや糖質量は低くなります。
ネバリ成分はアルギニンと呼ばれる食物繊維。腸内環境を整え糖質の吸収も抑えるので肥満や成人病予防に有効です。
昆布の有効成分をしっかりと摂るには、煮込むのが最適です。細胞壁が壊れ煮汁に溶けだしやすくなるためです。なかでも、薄く削いだとろろ昆布はさらに効果的です。