カロリー
3kcal(100g)
全食品の中で
海藻類の中で
糖質
0.0g(100g)
全食品の中で
海藻類の中で
寒天(寒天) | 3kcal | |
角寒天 | 154kcal | |
てんぐさ(素干し) | 144kcal | |
海藻類平均 | 98kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
寒天のカロリー(100gあたり)は3kcal。グラフは寒天と天草、海藻類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
海藻類の平均カロリーは98kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、寒天のカロリーは海藻類の中では低く、全食品の中でも低い水準にあることが分かります。
寒天は角寒天を煮てからゼリー状に固めた状態のもので、ほとんどが水分です。寒天1食分の重さは80~100gですので、1食分のカロリーは2.4~3kcalとなります。
また、角寒天1本の重さは約8~9gなので、1本分のカロリーは約12~14kcalとなります。
角寒天は主原料のてんぐさを煮て寒天質を取り出し、凝固、冷凍、乾燥、などをして作られたものです。ところてんはこのてんぐさを煮て冷し固めたもので、どちらも低カロリーです。
角寒天で寒天ゼリーを作る場合、硬さの好みにもよりますが、100gのお水に角寒天を約2~2.2g使用するとちょうど良い硬さのゼリーが作れるそうです。
寒天(寒天) | 0.0g | |
角寒天 | 0.0g | |
てんぐさ(素干し) | 6.5g | |
海藻類平均 | 6.0g | |
全食品平均 | 18.5g |
寒天の100gあたりの糖質は0.0gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。寒天の炭水化物量は1.5g、食物繊維量は1.5gですので、差し引いた糖質量は0.0gとなります。
海藻類の100gあたりの平均糖質量は6.0g、全食品の平均は18.5gですので、寒天の糖質は他の海藻類の平均のみならず、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、カロリーも低いですが寒天には糖質が含まれませんので、寒天1食の重さが約80~100gでも、1食分の糖質量は0gです。
寒天の主原料であるてんぐさには糖質が含まれていますが、角寒天に加工すると食物繊維のみになります。
角寒天をゼリー状にしてデザートやところてん、和食に用いるので、実際に食べるとなると、調味料等の糖質が加わります。
上のグラフは寒天と主な海藻類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
寒天とその他の海藻類を比較すると、原料も同じところてん、またもずくととほぼ変わらないカロリーと糖質ですね。
めかぶやわかめとは3~5倍ほどカロリーの差はありますが、めかぶも糖質は含みません。わかめは糖質を含んでいますが、かなり少ない量ですね。
海苔は意外にもカロリー、糖質が高いレベルですが、これは100g中のものです。実際に食べるとなると1枚ほどなので、摂取カロリーと糖質は少なくなります。
寒天を見てきましたが、とてもヘルシーな食材ということが分かりましたね。カロリーは非常に低く、糖質はなんと含まれていませんでした。
ただ、寒天は冷やし固めてそのまま食べるのではなく、デザートでは黒蜜やきなこをかけたり、酢醤油で食べたりするので、実際に食べるとなると、もう少しカロリー、糖質は上がりますね。
ただ、ダイエットに強い味方なので、便秘の改善や食べ過ぎ防止に役立ってくれる食べ物です。