カロリー
340kcal(100g)
全食品の中で
穀類の中で
糖質
68.2g(100g)
全食品の中で
穀類の中で
大麦(押麦) | 340kcal | |
七分つき押麦 | 341kcal | |
米粒麦 | 343kcal | |
大麦めん、乾 | 339kcal | |
大麦めん、ゆで | 122kcal | |
麦こがし | 391kcal | |
穀類平均 | 290kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
大麦のカロリー(100gあたり)は340kcal。グラフは大麦(押し麦)類とめん類、麦粉がし、穀類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
穀類の平均カロリーは290kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、大麦のカロリーは穀類の中ではやや高く、全食品の中でも高い水準にあることが分かります。
大麦1カップ分の重さはおよそ120~140gですので、1カップ分のカロリーは408~476kcalとなります。また、白米に混ぜて炊く場合は一食分12~16gほどなので、一食分のカロリーは約41~54kcalになります。
大麦類の食品の中で最もカロリーが高いのが麦こがし、低いのはゆでた大麦めん。白米のようにしてたべる大麦、七分つき、米粒麦のカロリーはほぼ同じくらいですね。
ちなみに押し麦は蒸気で加熱後、ローラーで圧力をかけて平らにしたもの、米粒麦はお米のような形状に加工したものです。大麦は白米よりもカロリーが低くいのが特徴です。
大麦(押麦) | 68.2g | |
七分つき押麦 | 61.8g | |
米粒麦 | 67.5g | |
大麦めん、乾 | 61.7g | |
大麦めん、ゆで | 21.8g | |
麦こがし | 61.6g | |
穀類平均 | 49.7g | |
全食品平均 | 18.5g |
大麦の100gあたりの糖質は68.2gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。大麦の炭水化物量は77.8g、食物繊維量は9.6gですので、差し引いた糖質量は68.2gとなります。
穀類の100gあたりの平均糖質量は49.7g、全食品の平均は18.5gですので、大麦の糖質は他の穀類の平均と比較してやや多く、全食品の平均と比較してもかなり多いことが分かります。
ちなみに、大麦1カップの重さは約120~140gとなりますので、1カップ分の糖質量は81.84~95.48g程度となります。白米に混ぜて炊く場合は一食分約12~16gなので、一食分の糖質量はおよそ8.184~10.91gになります。
カロリーでは大きく差があったもも、糖質量はゆでめん以外はほどんど変わりませんね。大麦めんは大麦粉と小麦粉が原料にしためんのことです。
糖質は多いですが白米よりも食物繊維が多く含まれるので、白米に混ぜて炊くのがおすすめです。
大麦
そば
そうめん
玄米
ごま
大豆
上のグラフは大麦と主な食品との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
大麦の100g中のカロリーと糖質は、茹でたり炊いたりといった調理前のものです。同じ穀物のそば、そうめん、玄米は調理済みで水分を含みます。そのため、乾燥した大麦よりもかなりカロリーが低くなります。
調理前であれば上の穀物類の100g中のカロリーはそこまで差はありませんが、大麦は食物繊維量が高いので糖質が最も少なくなります。
大麦は白米のように炊くだけでなく、茹でてサラダにしたりクッキー生地に混ぜてオーブンで焼いて食べることもできます。
大麦のカロリーや糖質は高い水準ということが分かりました。ただ、白米や玄米よりも食物繊維が多いので腸内環境が整い、お通じに効果があります。
さらにカルシウム、カリウムは倍以上を含みます。麦ごはんのほかにも、粘り気が少ないためサラダやスープに加えても、おいしく食べることができます。
大麦を白米に混ぜる場合は、白米3:大麦2の割合で炊くのがおすすめです。