カロリー
176kcal(100g)
全食品の中で
豆類の中で
糖質
1.8g(100g)
全食品の中で
豆類の中で
大豆(国産、黄大豆、ゆで) | 176kcal | |
乾 | 422kcal | |
乾(米国産) | 433kcal | |
水煮缶詰 | 140kcal | |
きな粉(全粒大豆) | 450kcal | |
ぶどう豆 | 289kcal | |
豆類平均 | 200kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
大豆のカロリー(100gあたり)は176kcal。グラフは大豆の乾燥とゆで、水煮、きなこ、ぶどう豆、豆類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
豆類の平均カロリーは200kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、大豆のカロリーは豆類の中では標準的、全食品の中ではやや低い水準にあることが分かります。
ゆでた大豆1カップの重さは約130gですので、1カップのカロリーは229kcalとなります。
大豆は産地によってもカロリーが変わります。米国産は大豆に含まれている油の量が多めで、脂質が高くなるため、その分カロリーも高めになります。
水煮缶詰とは、茹でた大豆の缶詰です。ぶどう豆は、大豆を(黒大豆もあり)をみりんや砂糖を多めに使い仕上げたもので、その分カロリーは高くなります。
きなこはカロリーが高いと思われるかもしれませんが、こちらは100gあたりのカロリー比較です。大さじ1杯(6g)あたりのカロリーは約27kcalとなります。
大豆(国産、黄大豆、ゆで) | 1.8g | |
乾 | 11.6g | |
乾(米国産) | 12.9g | |
水煮缶詰 | 0.9g | |
きな粉(全粒大豆) | 10.4g | |
ぶどう豆 | 30.7g | |
豆類平均 | 10.2g | |
全食品平均 | 18.5g |
大豆の100gあたりの糖質は1.8gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。大豆の炭水化物量は8.4g、食物繊維量は6.6gですので、差し引いた糖質量は1.8gとなります。
豆類の100gあたりの平均糖質量は10.2g、全食品の平均は18.5gですので、大豆の糖質は他の豆類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、ゆでた大豆1カップの重さは約130gとなりますので、1カップ分の糖質量は2.34g程度となります。
大豆の炭水化物は、食物繊維が半分以上も占めるので糖質は低めとなります。また、米国産の大豆は脂質同様、糖質も多く含みます。
ぶどう豆は砂糖やみりんを多めに使って煮た煮豆なので、どうしても糖質の量が多くなります。
上のグラフは大豆と主な豆類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
大豆と豆製品のカロリーを比較すると、最も高いのがきなこです。ただ、一食に食す量は小さじ1、2杯程度なので、実際は低いと言えるでしょう。
最も低いのは豆乳ですが、水分を多く含むためカロリーが低くなります。これは豆腐にも言えることです。
納豆は一食50gほどですから、カロリーと糖質の摂取量は低めに抑えられるでしょう。
豆類の糖質は全体に低いと言えます。炭水化物の量が多くても食物繊維の割合が多くなっているためです。
大豆はカロリー、糖質ともに低い食品です。糖質制限中や炭水化物を摂る前に利用しましょう。
大豆は様々な加工品になるため、食べる機会が多い食品です。豆腐や納豆、湯葉などはシンプルな味付けで食べられますが、砂糖やみりんを用いた煮豆には要注意です。糖質の量が増え思わぬところでカロリーオーバーになる心配があります。
良質なタンパク質や食物繊維がしっかりと含まれているため、健康や美容にとうれしい効果を発揮してくれます。