カロリー
165kcal(100g)
全食品の中で
穀類の中で
糖質
34.2g(100g)
全食品の中で
穀類の中で
玄米(水稲めし) | 165kcal | |
白米 | 168kcal | |
胚芽精米 | 167kcal | |
半つき米 | 167kcal | |
七分つき米 | 168kcal | |
玄米、おかゆ | 70kcal | |
穀類平均 | 290kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
玄米のカロリー(100gあたり)は165kcal。グラフは玄米と白米、発芽精米、半つきや七分つき米、玄米おかゆ、穀類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
穀類の平均カロリーは290kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、玄米のカロリーは穀類の中ではやや低く、全食品の中ではやや低い水準にあたります。
玄米の茶碗1杯の重さは約150g(中盛り)ですので、茶碗1杯分のカロリーは250kcal前後となります。
カロリーは白米とさほど変わりません。胚芽(はいが)精米とは、玄米からぬか層を取り除いて胚芽を80%以上残したものです。白米は胚芽精米から胚芽を取り除いたものになります。
玄米、白米、胚芽精米は、ぬか層や胚芽の有無で決まるので、カロリーはそれほど差がでないという事になります。なお、おかゆは水分を非常に多く含んでいるため、その分低くなります。
玄米(水稲めし) | 34.2g | |
白米 | 36.8g | |
胚芽精米 | 35.6g | |
半つき米 | 35.6g | |
七分つき米 | 36.2g | |
玄米、おかゆ | 14.6g | |
穀類平均 | 49.7g | |
全食品平均 | 18.5g |
玄米の100gあたりの糖質は34.2gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。玄米の炭水化物量は35.6g、食物繊維量は1.4gですので、差し引いた糖質量は34.2gとなります。
穀類の100gあたりの平均糖質量は49.7g、全食品の平均は18.5gですので、玄米の糖質は他の穀類の平均と比較してやや少なく、全食品の平均と比較すると多いことが分かります。
ちなみに、玄米の茶碗1杯の重さは約約150g(中盛り)となりますので、茶碗1杯分の糖質量は51.3gとなります。
カロリーと同様、糖質量も白米とさほど変わりませんね。胚芽の重みを含む分、玄米の方が多少は少ないでしょう。おかゆは水分が非常に多いためもっとも少ない量となります。
上のグラフは玄米と主な食品との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
同じく穀類のそばと比較するとカロリー、糖質ともに高く、豆乳はどちらも低い値に位置しています。ごまは糖質が少ないですが、非常に高いカロリーとなります。
玄米の糖質は穀類ではやや低い水準ですが、全食品の中では多い量と言えます。
こうして見ていくと、玄米のカロリーはやや低め、糖質は多いということが分かりました。
ただし、おにぎりや丼ぶりではさらに量が増えるので、カロリー、糖質ともに高くなります。主食は食べ方によっては摂りすぎやすいので、おかずでうまく調整しましょう。
玄米には白米にはない栄養がたくさん含まれていますが、しっかりと噛むことで消化吸収されやすくなり効果を発揮します。噛むことで満腹感も得られやすく食べ過ぎの防止にもなります。