カロリー
132kcal(100g)
全食品の中で
穀類の中で
糖質
24.0g(100g)
全食品の中で
穀類の中で
そば(ゆで) | 132kcal | |
生 | 274kcal | |
干し、ゆで | 114kcal | |
干し、乾 | 344kcal | |
そば米 | 364kcal | |
そば粉、全層粉 | 361kcal | |
穀類平均 | 290kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
そばのカロリー(100gあたり)は132kcal。グラフはそばのゆでに生、干し、蕎麦米、そば粉、穀類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
穀類の平均カロリーは290kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、そばのカロリーは穀類の中ではやや低く、全食品の中でもやや低い水準にあることが分かります。
そば(ゆで)1人分の重さは150gですので、1個分のカロリーは200kcalとなります。
ちなみに、白米茶碗1杯分のカロリーは約250kcalですので、穀類の中でもそばはやや低いカロリーですね。そば米とは「そばごめ」や「むきそば」とも呼ばれ、そばの実を茹で乾燥させて殻を取り除いたものです。徳島県で昔から食されている食材です。
茹でる前で生よりも干しのカロリーが高いですが、茹でると干しの方がカロリーが低くなります。茹でたそばのカロリーの違いは、炭水化物と脂質の量よりも多くは水分量の差です。干しを茹でた方が水分を多く含むため18kcalほほどカロリーが低くなります。
そば(ゆで) | 24.0g | |
生 | 51.8g | |
干し、ゆで | 20.6g | |
干し、乾 | 63.0g | |
そば米 | 70.0g | |
そば粉、全層粉 | 65.3g | |
穀類平均 | 49.7g | |
全食品平均 | 18.5g |
そばの100gあたりの糖質は24.0gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。そばの炭水化物量は26.0g、食物繊維量は2.0gですので、差し引いた糖質量は24.0gとなります。
穀類の100gあたりの平均糖質量は49.7g、全食品の平均は18.5gですので、そばの糖質は他の穀類の平均と比較してやや少なく、全食品の平均と比較してもやや多いことが分かります。
ちなみに、そば1人分の重さは約150gとなりますので、1人分の糖質量は36g程度となります。
白米のお茶碗1杯分150gでは糖質量が55.2gにもなるので、そばはカロリーと同様に穀類の中では糖質の量もやや低めとなっています。また、こちらも干しを茹でたものの方が糖質の量が少なくなります。
同じそばの実が原料ですが、製法によって糖質の量に大きな差があります。
上のグラフはそばと主な穀類or食品との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
こうして他の食品と比較すると、そばを含む穀類は糖質が多めなのが分かりますね。ただ、そばは穀類の中でもカロリー、糖質ともやや低い値です。
穀物から作られているお茶や緑茶は、カロリー、糖質ともにほとんど0に等しい状態です。ごまは糖質よりも脂質が多いのでカロリーが高い食材です。
そばは穀類の中ではカロリー、糖質ともにやや低めに位置していますが、全食品と比較すると、糖質がやや多めに含まれています。
ご飯と違ってそばは単品か天ぷらと一緒に食べることが多く、カロリーと糖質を必要以上に摂りやすいので注意しましょう。
そばにはポリフェノールのルチンが含まれており、毛細血管を強化して動脈硬化などの生活習慣病を予防する効能があります。