名称 | たらこ | 分類 | タラ科 |
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旬の時期 | 11~1月ごろ | 主な産地 | ロシア、アラスカ、北海道など |
たらこの旬は11~1月の冬となります。
たらこはスケトウダラ(たら)の卵から作られる加工品です。このスケトウダラの漁獲時期が11~1月ごろとなるため、たらこの旬も同様にこの時期になります。
ただし、たらこの旬が11~1月というのは、国内産のたらこに言えることです。
日本国内で食べられている多くのたらこが輸入品です。海外で冷凍したものを輸入し国内でたらこに加工します。そのため、通年販売ができるため輸入品のたらこには旬はないと言えるでしょう。
国内産のたらこは外国産よりも流通量が少なく高値となります。また、外国産のたらこは国内産に比べると味は劣るため、できれば、旬を迎えたばかりの国内産のたらこを味わいたいものですね。
国内産のたらこといえば北海道が有名です。北海道の中でも虎杖浜で作られるたらこが最も人気が高いとされています。
北海道の虎杖浜産のたらこの旬は、通常のたらこと同じ11~1月です。特に、もっとも美味しく味わえるのが12月の時期です。
旬を迎えたばかりの虎杖浜産のスケソウダラの卵は、サイズが小さく皮も厚めですが、12月頃になると卵は成長し皮も薄くなるためです。
北海道産虎杖浜のたらこの人気が高い理由は、やはり味でしょう。虎杖浜産のたらこは卵を摂ったその日のうちに加工するため新鮮なのです。
ただ、残念なのが北海道産のたらこは流通量が少ないため高値で取引されています。
国内で実際に出回っているたらこの9割は外国産です。中でもロシアやアラスカ産が大半を占めます。
また、同じくスケソウダラの卵から作られる明太子も、およそ9割が外国産です。外国産のたらこはすぐに冷凍されるので、旬はありませんが、一年を通して安定的に市場に供給することができます。
外国産のたらこはサイズは大きいですが、一度冷凍しているため、国産に比べて味は少々劣ります。ただし、価格ははるかに安いので、気兼ねなくたらこを食べることができますね。
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