カロリー
433kcal(100g)
全食品の中で
乳類の中で
糖質
3.1g(100g)
全食品の中で
乳類の中で
生クリーム(クリーム(乳脂肪)) | 433kcal | |
クリーム(植物性脂肪) | 392kcal | |
ホイップクリーム(乳脂肪) | 430kcal | |
ホイップクリーム(植物性脂肪) | 416kcal | |
乳類平均 | 205kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
生クリームのカロリー(100gあたり)は433kcal。グラフは生クリームとホイップクリーム(乳脂肪と植物性脂肪)と、乳類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
乳類の平均カロリーは205kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、生クリームのカロリーは乳類の中では高く、全食品の中でも高い水準にあることが分かります。
生クリーム1パックは200ml、重さは200gなので、1パック分のカロリーは866kcalとなります。
ケーキ1ホール(5号)のデコレーションには200mlの生クリームを使用するので、合計のカロリーは大変高くなります。
大さじ一杯であれば重さは15g程度なので、大さじ一杯の生クリームのカロリーは約65kcalになります。
クリーム類が高カロリーなのは、脂質が全体の35~45%も含むためです。また、ホイップクリームにはグラニュー糖を加えているため、炭水化物も多くなりカロリーも高くなります。
「生クリーム」は純正クリームとも呼ばれ、生乳や牛乳から乳脂肪を取り出したもの。「植物性脂肪」とは、植物性の脂肪に脱脂粉乳や安定剤などが加えられ、動物性よりもタンパク質量が多くなります。
生クリーム(乳脂肪) | 3.1g | |
クリーム(植物性脂肪) | 12.9g | |
ホイップクリーム(乳脂肪) | 12.9g | |
ホイップクリーム(植物性脂肪) | 12.9g | |
乳類平均 | 10.5g | |
全食品平均 | 18.5g |
生クリームの100gあたりの糖質は3.1gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。生クリームの炭水化物量は3.1g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は3.1gとなります。
乳類の100gあたりの平均糖質量は10.5g、全食品の平均は18.5gですので、生クリームの糖質は他の乳類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、生クリーム1パック200mlの重さは約200gとなりますので、1パック分の糖質量は6.2g程度となります。
生クリームは糖質が少ない食品です。カロリーとは正反対ですね。
ただし、ホイップクリームはグラニュー糖が添加されているので、糖質は増えます。生クリームの4倍にもなりますが、全食品中ではやや低い範囲です。
味をまろやかにするために料理に少し加えるのは問題ありませんが、スイーツで摂る生クリームは、合計の摂取カロリーや糖質がとても高くなります。
生クリーム
牛乳
チーズ
ヨーグルト
卵
乳酸菌飲料
上のグラフは生クリームと主な乳類と卵の100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
生クリームの原料である牛乳と比較すると、糖質は牛乳が少し多いですが、カロリーは牛乳の6倍以上も高くなります。乳酸菌飲料は甘味料が加えられているので、ホイップクリームよりも糖質量が多くなっています。
また、チーズも生クリームに近いほどカロリーが高めですが、チーズは脂質と同じくらいの量のタンパク質を含んでいます。
同じ乳製品でも生クリームは脂肪分を取り出した食品なので、カロリーが高くなっています。
生クリームは大変カロリーが高いですが、糖質は低い食品でした。
また、ホイップクリームになるとグラニュー糖が加えられているため、糖質が多くなります。自身でホイップクリームを作る場合は、糖質を上げないように低糖質で低カロリーの甘味料を使うのが良いでしょう。
パンケーキやパフェ、ケーキといったスイーツで生クリームを摂ると、合計の摂取カロリーや糖質が大変高くなります。適度に楽しむ分には良いですが、連日続けるのは控えましょう。
生クリームは脂質が多いのでその分脂溶性のビタミンも含まれています。ビタミンAやEは適度に摂ることで、肌の調子を整えてくれます。