乳酸菌飲料のカロリーと糖質を比較を交えて解説していきます。

食品・食材乳酸菌飲料カロリー糖質
乳酸菌飲料lactic-acid-drink

乳酸菌飲料のカロリーと糖質

乳酸菌飲料

カロリー

71kcal(100g)

全食品の中で

低い

乳類の中で

低い

糖質

16.4g(100g)

全食品の中で

標準的

乳類の中で

やや多い

乳酸菌飲料のカロリーについて

乳酸菌飲料(乳製品) 71kcal
乳酸菌飲料(殺菌乳製品) 217kcal
乳酸菌飲料(非乳製品) 58kcal
乳類平均 205kcal
全食品平均 212kcal

乳酸菌飲料のカロリー(100gあたり)は71kcal。グラフは乳酸菌飲料と、乳類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

乳類の平均カロリーは205kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、乳酸菌飲料のカロリーは乳類の中では低く、全食品の中でも低い水準にあることが分かります。

乳酸菌飲料1本分の重さは65gですので、1本分のカロリーはおよそ25kcalとなります。

乳酸菌飲料は、牛乳を発酵させ甘味料や果汁をプラスして作られています。乳酸菌飲料の中でも「乳製品」はヤクルト、「殺菌乳製品」はカルピス、「非乳製品」はマミーなどに当たり、それぞれカロリーが大きく異なりますます。

脂質はそれぞれ同量、タンパク質にはさほど差はなく、炭水化物の量がそれぞれ異なるので、カロリーに差がでます。

また、乳酸菌飲料は各メーカーによって含まれる乳酸菌が異なり、それぞれうたっている効果も違ってきます。ただ、共通する効果は整腸作用があり便秘改善に効果的なところです。

乳酸菌飲料の糖質について

乳酸菌飲料(乳製品) 16.4g
乳酸菌飲料(殺菌乳製品) 52.6g
乳酸菌飲料(非乳製品) 14.0g
乳類平均 10.5g
全食品平均 18.5g

乳酸菌飲料の100gあたりの糖質は16.4gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。乳酸菌飲料の炭水化物量は16.4g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は16.4gとなります。

乳類の100gあたりの平均糖質量は10.5g、全食品の平均は18.5gですので、乳酸菌飲料の糖質は他の乳類の平均と比較してやや多い、全食品の平均と比較すると標準的ことが分かります。

ちなみに、乳酸菌飲料1本の重さは約65gとなりますので、1本分の糖質量は10.66g程度となります。

乳酸菌飲料の糖質はやはり乳類の中では、やや多いですね。ぶどう糖果糖液糖や砂糖なども多く入っているので、糖質量が多くなります。

また、カロリー控えめのものには、スクラロースなどの低カロリー甘味料が使用されていて、糖質量とカロリーが抑えられています。

他の乳類とのカロリーと糖質の比較

上のグラフは乳酸菌飲料と主な乳類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

乳類の食品と比較すると、乳酸菌飲料の糖質量はやや多いですが、カロリーは比較的低い水準ですね。

乳酸菌飲料の原料である牛乳と比べると、カロリーにはあまり差がありませんが、糖質の量は大きな差がありますね。また、牛乳とヨーグルトのカロリーと糖質はほぼ変わりません。

チーズバターはカロリーが大変高くなりますが、一方で糖質量は少ないのが特徴です。

乳酸菌飲料はカロリーは低くても、糖質は多い - 腸内環境の改善に

こうして乳酸菌飲料を見てきましたが、種類によってカロリーと糖質量が異なりましたね。甘味料が加えられているので、カロリーは低いですが糖質が多い飲み物です。

乳酸菌を摂ろうと一日に何本も飲んでしまうと、カロリーと糖質を摂りすぎてしまいます。乳酸菌飲料(殺菌乳製品)は希釈して飲むタイプですので、原液の量を調整して摂りすぎないように気を付けましょう。

乳酸菌飲料には乳酸菌が含まれていますので、整腸作用が便秘の解消といったお腹の不調を改善してくれます。

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