チーズのカロリーと糖質を他の食品と比較してご紹介します。

食品・食材チーズカロリー糖質
チーズcheese

チーズのカロリーと糖質

チーズ

カロリー

339kcal(100g)

全食品の中で

やや高い

乳類の中で

高い

糖質

1.3g(100g)

全食品の中で

少ない

乳類の中で

少ない

チーズのカロリー

チーズ(プロセス) 339kcal
カマンベール 310kcal
パルメザン 475kcal
チェダー 423kcal
クリームチーズ 346kcal
ゴーダ 380kcal
乳類平均 205kcal
全食品平均 212kcal

チーズのカロリー(100gあたり)は339kcal。グラフはプロセス、カマンベール、パルメザン、チェダー、クリーム、ゴーダなどのチーズ、乳類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

乳類の平均カロリーは205kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、チーズのカロリーは乳類の中では高く、全食品の中ではやや高い水準にあることが分かります。

チーズ(プロセス)1枚分の重さは30gですので、1枚分のカロリーは102kcalとなります。

カマンベールがチーズの中でもカロリーが低いのは水分が多いためです。一方で、一番カロリーが高いパルメザンは脂質も多いですが、それよりもタンパク質を多く含むためです。

数多くのチーズがありますが、カロリーはいずれも300~400kcal(100gあたり)はあり、脂質を多く含むのが特徴です。

プロセスはナチュラルチーズを混ぜ合わせて加工した「スライスチーズ」と呼ばれるタイプ。カマンベールは表面に白カビを生やして熟成させたもの。パルメザンは粉タイプ。

チェダーは英国原産の硬いのが特徴。クリームチーズは生クリームを加え熟成させないタイプ。ゴーダはやや硬くオランダ原産です。

チーズの糖質について

チーズ(プロセス) 1.3g
カマンベール 0.9g
パルメザン 1.9g
チェダー 1.4g
クリームチーズ 2.3g
ゴーダ 1.4g
乳類平均 10.5g
全食品平均 18.5g

チーズの100gあたりの糖質は1.3gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。チーズの炭水化物量は1.3g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は1.3gとなります。

乳類の100gあたりの平均糖質量は10.5g、全食品の平均は18.5gですので、チーズの糖質は他の乳類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。

ちなみに、チーズ1枚の重さは約30gとなりますので、1枚分の糖質量はおよそ0.4g程度となります。

カロリーは高いですが、糖質は全体的に少ない含有量です。最も少ないのがカマンベールで水分が多いためその分少なくなります。また、クリームチーズは生クリームを使うため糖質がチーズ類の中でも多く含まれています。

他の食品とカロリー、糖質 比較

上のグラフはチーズと主な乳類or食品との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

原料の牛乳ヨーグルトと比較すると糖質は3割以上も少ないですが、カロリーは5倍も高くなります。レバーのカロリーが、チーズより少ないのが意外かもしれません。

チーズは糖質は低いですが、全食品の中でもカロリーの高い食品です。

糖質は低いが、高カロリーな食品 - カルシウムで骨粗鬆症予防に

チーズは糖質は少なく、カロリーは高い水準の食品という結果になりました。

ピザなどの料理では、一食で簡単に100g以上のチーズを食べてしまいます。組み合わせる食材もパンやじゃがいもといった、糖質やカロリーが高いものが多いかと思います。

チーズをたっぷりと使った料理はおいしいですが、思っている以上にカロリーや糖質を摂取しやすいので、注意しましょう。

少量でもたくさんのカルシウムが摂れるチーズは、骨を丈夫にして骨粗鬆症の予防に有効です。

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