カロリー
15kcal(100g)
全食品の中で
海藻類の中で
糖質
0.4g(100g)
全食品の中で
海藻類の中で
茎わかめ(湯通し塩蔵、塩抜き) | 15kcal | |
わかめ、生 | 16kcal | |
海藻類平均 | 98kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
茎わかめのカロリー(100gあたり)は15kcal。グラフは茎わかめとわかめ、海藻類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
海藻類の平均カロリーは98kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、茎わかめのカロリーは海藻類の中では低く、全食品の中でも低い水準にあることが分かります。
茎わかめのきんぴらに用いる1人前分の重さは約20gですので、1人前分のカロリーは3kcal程度となります。
茎わかめはカロリーの低い食材です。 三大栄養素の含有量が少なく、ローカロリーでコリコリとした食感が特徴です。
茎わかめは、わかめとめかぶと同じひとつの海藻からなるもので、摂れる部位が違います。わかめは葉の部分、めかぶは根元、茎わかめは芯の硬い部分を食します。
ちなみに、100gあたりのカロリーはわかめも茎わかめも、ほとんど差がありません。
市販の味付けタイプには、酢漬や梅味、うす塩などの茎わかめがありますが、だいたい100g中110kcalほどになっています。
茎わかめ(湯通し塩蔵、塩抜き) | 0.4g | |
わかめ、生 | 2.0g | |
海藻類平均 | 6.0g | |
全食品平均 | 18.5g |
茎わかめの100gあたりの糖質は0.4gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。茎わかめの炭水化物量は5.5g、食物繊維量は5.1gですので、差し引いた糖質量は0.4gとなります。
海藻類の100gあたりの平均糖質量は6.0g、全食品の平均は18.5gですので、茎わかめの糖質は他の海藻類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、きんぴらに用いる茎わかめ1人前の重さは約20gとなりますので、1人前分の糖質量は0.08g程度となります。
茎わかめはカロリーのみならず、糖質も少ない食材です。炭水化物のほとんどが食物繊維で占めています。
ちなみに、同じ海藻から摂れるわかめですが、糖質は多く含まれています。
市販の味付けをしたタイプには、砂糖や食塩、みりん等の調味料が使われているので、カロリーはそこまで高くなりませんが、糖質を摂りやすくなっているので、注意してください。
上のグラフは茎わかめと主な海藻類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
同じ海藻から摂れる、茎わかめ、わかめ、めかぶとで比較すると、カロリー、糖質ともに低いのはめかぶです。茎わかめはわかめとほぼ同カロリーですが、糖質は1/5程度しかありません。
ちなみに昆布のカロリーと糖質が高いですが、これは乾燥した状態です。昆布は水で戻すと3倍の重さになるので、10gを水で戻すと30g程になります。
海藻類は比較的カロリーも糖質も低い傾向にありますが、その中でも、海ぶどうやもずくは大変低いと言えます。
茎わかめのカロリーと糖質量はどちらも低水準ということが分かりました。
コリコリとする独特の食感と食物繊維が満腹感を与えてくれるので、ダイエット中の小腹を満たしてくれます。ただ、消化はあまり良くないので、食べ過ぎには気をつけて下さい。
茎わかめは水溶性食物線維が豊富で、硬い便を柔らかくして便通を促がす効果があるので、便秘の改善に役立ちます。