バターのカロリーと糖質について解説しています。

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バターbutter

バターのカロリーと糖質

バター

カロリー

745kcal(100g)

全食品の中で

かなり高い

油脂類の中で

やや低い

糖質

0.2g(100g)

全食品の中で

少ない

油脂類の中で

かなり多い

バターのカロリーは?

バター(有塩) 745kcal
無塩 763kcal
発酵バター 752kcal
油脂類平均 905kcal
全食品平均 212kcal

バターのカロリー(100gあたり)は745kcal。グラフはバターの有塩と無塩、発酵バター、油脂類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

油脂類の平均カロリーは905kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、バターのカロリーは油脂類の中ではやや低く、全食品の中ではかなり高い水準にあることが分かります。

バター1杯分の重さは約12gですので、1杯分のカロリーは約90kcalとなります。

バターは脂質が80%以上を占めています。全食品の中でもかなり高いカロリーですが、大さじ1杯程度であれば問題ないカロリーと言えます。

発酵バターが最もカロリーが高いですが、脂質よりも糖質が多くなります。ちなみに、有塩は製造工程で塩を入れるタイプ、無塩は塩が無添加、発酵バターは原料のクリーム(牛乳)を乳酸発酵させて作ります。

有塩に含まれる塩分は大さじ一杯分で0.2g、発酵タイプに含まれる塩分は大さじ一杯分で0.1gほどになります。

バターの糖質は?

バター(有塩) 0.2g
無塩 0.2g
発酵バター 4.4g
油脂類平均 0.03g
全食品平均 18.5g

バターの100gあたりの糖質は0.2gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。バターの炭水化物量は0.2g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は0.2gとなります。

油脂類の100gあたりの平均糖質量は0.03g、全食品の平均は18.5gですので、バターの糖質は他の油脂類の平均と比較ではかなり多く、全食品の平均と比較すると少ないことが分かります。

ちなみに、バター1杯分の重さは約約12gとなりますので、1杯分の糖質量は0.02g程度となります。

カロリーと異なりかなり低い糖質量ですね。バターが糖質を含んでいるのは、原料である牛乳に乳糖が含まれているからです。

バターの中でも発酵タイプの糖質量がもっとも高くなります。有塩、無塩と比べて、水分と脂質が少なく、その分、糖質が多くなっています。

他の食品とのカロリー、糖質を比較

上のグラフはバターと主な食品との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

原料である牛乳やその加工品であるヨーグルトチーズと比較すると、糖質はかなり低く、反対にカロリーはかなり高くなります。

オリーブオイルは糖質だけでなく、タンパク質、水分も含まず、脂質以外は含んでいません。そのため、かなり高カロリーとなっています。

バターは脂質とカロリーの摂りすぎを意識した方がいいでしょう。

バターは高カロリーでも、糖質は低い - 摂り方に気をつけよう

こうして見ていくと、バターのカロリーは油脂類の中ではやや低く、全食品中ではかなり高くなりなります。反対に糖質は油脂類の中ではかなり多め、全食品中では低いことが分かりました。

バターで注意するのが摂り方です。糖質は低く、大さじ1、2杯のカロリー自体は大して問題ありませんが、パンやパンケーキ、クッキーなど糖質が多い食品と一緒に食べる機会が多いため、摂取カロリーが高くなりやすいのです。

発酵タイプは独特の香りが魅力で、通常のバターよりも少ない量で満足できます。

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