にぼしのカロリーと糖質を他の食品と比較して解説します。

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にぼしsmall-dried-sardines

にぼしのカロリーと糖質

にぼし

カロリー

332kcal(100g)

全食品の中で

やや高い

魚介類の中で

かなり高い

糖質

0.3g(100g)

全食品の中で

少ない

魚介類の中で

少ない

にぼしのカロリーは?

にぼし(カタクチイワシ) 332kcal
魚介類平均 116kcal
全食品平均 212kcal

にぼしのカロリー(100gあたり)は332kcal。グラフはにぼしと魚介類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

魚介類の平均カロリーは116kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、にぼしのカロリーは魚介類の中ではかなり高く、全食品の中でもやや高い水準にあることが分かります。

にぼし10尾分の重さは15~20gですので、10尾分のカロリーは約50~66kcalとなります。

100gあたりで比較するとにぼしのカロリーは高い分類になりますが、これは現実的ではありません。10尾でも50kcalほどですので、たいして高いカロリーではありませんね。

にぼしは干して乾燥させたものですので、水分量が極端に少なくなっています。そのため、100gあたりに換算するとカロリーは高く表示されてしまうのです。

ちなみに、にぼしは小魚を煮て干したものの総称ですが、一般的にはカタクチイワシを指す場合が多いようです。

にぼしの糖質は?

にぼし(カタクチイワシ) 0.3g
魚介類平均 1.5g
全食品平均 18.5g

にぼしの100gあたりの糖質は0.3gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。にぼしの炭水化物量は0.3g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は0.3gとなります。

魚介類の100gあたりの平均糖質量は1.5g、全食品の平均は18.5gですので、にぼしの糖質は他の魚介類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。

ちなみに、にぼし10尾の重さは約15~20gとなりますので、10尾分の糖質量は0.045~0.06g程度となります。

10尾でも1gにも満たない量ですからとても少ない糖質量、ほぼゼロに等しい値ですね。

にぼしはかつお節と同じように出汁を摂るのにも使われますが、そのままおやつとしても食べることができます。

他の魚介類とのカロリーと糖質の比較

上のグラフはにぼしと主な魚介類100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

他の食品と比較するとカロリーが高いですが、これは乾燥させているので水分が少ないためです。一食で100g分もにぼしを食べることはありませんので、実際の摂取カロリーは低いと言えます。

カロリーも糖質も低いのがカワハギきびなごですね。これらはにぼしの1/3にも満たないカロリーです。

また、ししゃものカロリーは半分ほどです。糖質は2倍ほど上回っていますが、それでも糖質量は低いでしょう。魚介類の糖質は比較的少ない傾向があります。

一食分の摂取カロリーは低い - にぼしは低糖質の食品

にぼしの100g中のカロリーは高いですが、一食分に換算したカロリーは低いと言えます。また、糖質量は魚介類、全食品中ともに少ない水準です。

にぼしはダイエットの味方になるとして人気で、カルシウムも豊富なので成長期のおこさんのおやつにも最適です。出汁を摂ったにぼしは、カロリーや糖質量は増えますが、もったいないのでつくだ煮にするのがおすすめです。

にぼしにはカルシウムの吸収を促進するビタミンDも含まれているため、効率よくカルシウムを摂取することができます

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