ニシンのカロリーと糖質をグラフを用いて分析していきます。

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ニシンherring

ニシンのカロリーと糖質

ニシン

カロリー

216kcal(100g)

全食品の中で

標準的

魚介類の中で

高い

糖質

0.1g(100g)

全食品の中で

少ない

魚介類の中で

少ない

ニシンのカロリーは?

ニシン(生) 216kcal
開き干し 264kcal
くん製 305kcal
かずのこ(生) 162kcal
かずのこ(塩蔵、水戻し) 89kcal
魚介類平均 116kcal
全食品平均 212kcal

ニシンのカロリー(100gあたり)は216kcal。グラフはニシンの生と開き、くん製、かずのこ、魚介類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

魚介類の平均カロリーは116kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、ニシンのカロリーは魚介類の中では高く、全食品の中では標準的水準にあることが分かります。

ニシン1尾の可食部の重さは130~165gですので、1尾分のカロリーは280~356kcalとなります。

ニシンのカロリーが高めなのは脂質やタンパク質が豊富なためです。また、開き干しに比べてくん製のカロリーが高いのは、水分量が少ないためです。

傷みが早く身欠きニシンや開き・燻製などに加工されます。またニシンの卵は、お正月に欠かせない「数の子」です。

数の子もまたDHAやEPAを含んでいますが、その他の魚卵に比べコレステロールが低めなのが特徴です。

ニシンの糖質は?

ニシン(生) 0.1g
開き干し 0.2g
くん製 0.0g
かずのこ(生) 0.2g
かずのこ(塩蔵、水戻し) 0.6g
魚介類平均 1.5g
全食品平均 18.5g

ニシンの100gあたりの糖質は0.1gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。ニシンの炭水化物量は0.1g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は0.1gとなります。

魚介類の100gあたりの平均糖質量は1.5g、全食品の平均は18.5gですので、ニシンの糖質は他の魚介類の平均と比較して少ない、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。

ちなみに、ニシン1尾の重さは約130~165gとなりますので、1尾分の糖質量は0.13~0.165g程度となります。

ニシンは非常に糖質が少ない魚です。生や加工品、卵のかずのこ、すべて100g中1gにも満たない量です。

他の魚介類との糖質とカロリーの比較

上のグラフはニシンと主な魚介類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

魚介類は種類によってカロリーはまちまちですが、糖質は比較的少ない部類のものが多く集まっています。

上の代表する魚を見てのとおり、どれも生でしたら100g中1g以下のものばかりです。そのため、生で食べられるお魚はお刺身で食べるのがおすすめです。

カロリーを比較すると、やはり脂質が多めのニシン、さんまなどが高いですね。

ニシンはカロリーが高め - 糖質はほぼゼロ!

ニシンを他の魚介類と比較しながらみてきましたが、魚介類の中では高カロリーでも、糖質はほぼゼロと言ってもいい、100g中0.1gという少なさでした。

ニシンは傷みが早いのでお刺身で食べる機会が少なく、切込みやぬか漬けといった、ご飯がとてもすすむ加工品がたくさんあります。そのため、つい食べ過ぎてしまいがちです。

塩分、カロリー、糖質の摂りすぎにつながるので、気をつけて下さい。

脂質は多いですが、これは血液をサラサラにするDHAやEPAが多く、良質な脂質が含まれています。

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