カロリー
46kcal(100g)
全食品の中で
豆類の中で
糖質
2.9g(100g)
全食品の中で
豆類の中で
豆乳 | 46kcal | |
調整豆乳 | 64kcal | |
豆乳飲料、麦芽コーヒー | 60kcal | |
豆類平均 | 200kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
豆乳のカロリー(100gあたり)は46kcal。グラフは豆乳と調整タイプ、豆乳飲料、豆類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
豆類の平均カロリーは200kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、豆乳のカロリーは豆類の中では低く、全食品の中では低い水準にあることが分かります。
豆乳1杯分(200mg)の重さは200gですので、1杯分のカロリーは92kcalとなります。
豆乳とは大豆を煮た汁を絞った液体です。さらに、豆乳、調整、麦芽コーヒーといった飲料に分けられます。
豆乳は大豆固形分が8%以上、調整タイプは大豆固形分が6%以上、飲料タイプは大豆固形分が2%以上(果汁入り)、もしくは4%以上のものを指します。タンパク質などの栄養を含んでいますが、90%以上が水分なのでカロリーは低くなります。
カロリーで比較しますと豆乳が最も低く、調整タイプなどはカロリーはやや高くなります。
豆乳 | 2.9g | |
調整豆乳 | 4.5g | |
豆乳飲料、麦芽コーヒー | 7.7g | |
豆類平均 | 10.2g | |
全食品平均 | 18.5g |
豆乳の100gあたりの糖質は2.9gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。豆乳の炭水化物量は3.1g、食物繊維量は0.2gですので、差し引いた糖質量は2.9gとなります。
豆類の100gあたりの平均糖質量は10.2g、全食品の平均は18.5gですので、豆乳の糖質は他の豆類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、豆乳1杯(200ml)の重さは約200gとなりますので、1個分の糖質量は5.8g程度となります。
原料である大豆の糖質量が少ないため、やはり豆乳に含まれる糖質も少ないですね。
含まれる三大栄養素の中でも最も多いのがタンパク質、次いで糖質、一番少ないのが脂質となっています。
上のグラフは豆乳と主な豆類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
他の豆類の食品と比較をすると、豆腐とはカロリーや糖質量にあまり差はありませんが、大豆(ゆで)とはカロリーが3.8倍ほどの差があります。この差は豆乳に水分が加わるためで、大豆よりもカロリーが低くなります。
また、きなこは大豆を粉にしたものですが、カロリーと糖質に大きな差がありますね。これは、大豆を炒って粉にして水分が蒸発した分、重さが増えたためです。
おからの糖質量は豆乳と変わらないですが、炭水化物を多く含むのでカロリーが高くなります。また、納豆は豆類の中ではカロリーは標準的で糖質も低めの範囲です。
豆乳のカロリーと糖質を見てきましたが、どちらも低水準の食品ということが分かりました。同じ大豆から作られていても製法によってカロリーや糖質に大きな差がでますね。
大豆に含まれるタンパク質はアミノ酸スコアが高く良質なタンパク源。イソフラボンも含むため、美容効果も高くなっています。
牛乳が苦手だったり、お腹を壊しやすいといった場合は無理して飲まず、豆乳で代用するのもいいでしょう。