名称 | あけび | 分類 | アケビ科アケビ属 |
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旬の時期 | 9~10月ごろ | 主な産地 | 山形県など |
あけびの旬は9~10月頃になります。ちょうど食欲の秋が食べごろとなります。
あけびは、全国の山間部に自生しています。あけびの収穫量は山形県が全国の約9割を占めており、その他の地域では愛媛県、長野県などで生産されています。
あけびの収穫はタイミングが難しく、実が熟して割れる直前に収穫します。果皮の緑色が抜け始めると、急に膨らみながら色づき始め紫色に変化します。
あけびは、種類によって紫紺、薄紫、ピンクなど多彩で「あけび、みつばあけび、ごようあけび、白あけび」があり、みつばあけびの果実は大きく色づきも良いそうです。
熟して食べごろのあけびは紫色の厚い果皮がパックリと割れ、中の乳白色でゼリー状の果肉が現れます。果肉と一緒に黒い種も口に入れ残った種を出しながら食べます。
また、この時期は同じく果実がパックリと割れるざくろも旬を向かえる時期となります。
あけびは、みかんの2倍のビタミンCを含み、美肌効果や抗酸化作用があり、あけびのつるは、利尿、排膿作用があり生薬に使用されています。